いつもは鍋に入れる蒸し器を使うのですが、あえて鍋にこだわり、布巾を底に敷いてトライしてみたのですが、全体に均一に固まらず底が固まり失敗しました。でも、あれだけ文句の多い家族は、茅野だしのお陰か、黙って食べてくれました。そこで、温度の上がり方などを検証し、作り直したのが今回のものです。(*1) <作り方参照>


100点を目指すことは大切ですが、60点であっても責めること無く楽しむことがチャレンジにとっては肝要なのです。

 

最近、チャレンジする風潮が消え細っています。
“それなりに満足”という低欲望社会(*2)では、チャレンジをすることが楽しめ、まわりが応援する必要があります。しかるに何か事をなすに、資金調達は個人保証が必要だし、失敗したら身ぐるみはがされる恐怖があっては、政府が「再チャレンジ可能社会」を幾らはやし立てても、絵に描いた餅でしょう。再チャレンジどころか起業する人が激減している寂しい現状です。


マイナビの意識調査によると、大学生の企業選びのポイントは「安定している会社」との回答が増えているそうです。若者の安定志向は国にとっての衰退のリスクです。


安定政権が掲げたのは「教育の無料化」。でも少子高齢化にさらに向かう将来、圧倒的に予算が不足していくのは「社会保障費」です。今度の選挙でも、消費税は争点として盛り上がらなかったのですが、政権の選挙に勝つため増税を繰り延べした減収分や、「消費税の使い道」という予算の分配政策は未来を設計することなのです。若者達は自分たちの未来がいかに大変なのことになるか、少しは自覚し、思いを馳せて欲しいと思います。


予算の不確定要素として、今後は戦争以上に死者の多い「蚊」対策やヒアリ・ツマアカスズメバチなど、更に感染症といった、思わぬ対策費が膨大になり予算を圧迫する可能性があります。(*3)トランプ氏にお土産で何億兵器を買う約束をしたのでしょうか?中国は28兆円なんてとてつもない商談が成立し、日本がかすんでしまいました。中国は商談ですが、日本は相手の言い値の兵器です。


中国は得意のドローンを世界中の戦闘地域に売りまくっています。実は日本が買った(買う予定の)米国優位の今の高価な最新鋭兵器は中国が開発中の安価なドローンというローテクな技術によって優位性が揺らいでいます。ヒアリやスズメバチが集団で襲うのと同様、雲霞のごとく無数のドローンが最新兵器を負かす日はそう遠くないでしょう。(*4)もう少し中国外交やしたたかさを見習いたいものです。


戦闘機の一機分で十分若者のやる気応援資金が出ると思うのですが、お金の使い方をもう少し考えて頂きたいと思うのは私だけでしょうか。
「お金の使い方?!本でお金使こうて、勉強したつもりやろけど、お酒にお金使こうて,飲んだら元の木阿弥なんて世話ないわ!使い方考え!」ウチの嫁ハン、雲霞のごとく言葉が出てくるので沈黙が金、金。

 

*1:何も入れず「地獄蒸し」。出汁を1.5倍にすれば「卵豆腐」。うどんを入れれば「おだまき蒸し」。夏は梅干しを入れ冷やし茶碗蒸し。


*2:大前研一氏が日本社会の潮流を表して名付けた。異次元の緩和で幾らお金をジャブジャブにしても、そもそも欲望が少ないので消費景気の回復はない、と言う捉え方(大企業だけの景気回復)


*3:米国でヒアリの被害は6千億。なんと対策費を合わせると1兆円を超しているそうです。一方「蚊」は戦争での殺戮47万人を凌駕し72万人が「蚊」による死者です。「デング熱」やSARSや鳥インフルなど危機は大きくなっています。


*4:技術も予算も米国に勝てることのない中国はドローンのスウォーム(群れ)という技術で米国を一歩リード。この種の攻撃に対抗する手段のない空母などを数千機で取り囲めば戦闘能力を失う。

 

 大塚滋