プライベート・ファイナンシャルプランナー(PFP)の
細田 浩世です。
8月も半ばを過ぎると
日蔭を吹く風などがとても爽やかに感じられます。
本日は5月28日のブログにて触れた「収入保障保険」について★
綴りたいと思います。
時間が経ってしまいました。お待ちいただきありがとうございます。

「収入保障保険」とは
万が一が起こった時に、家族にとって必要な時期(お子さまが大学を
卒業するまで、あるいは、定年退職するまで)
遺された家族に毎月毎月決めた金額が届けられるというものです。
遺族が今と変わらない生活を送る。
言い換えれば、遺された家族が生活の質を保つことが
できるための保険です。
例えば父親がある日突然に亡くなってしまったら、
生活が一変します。
その時に必要なのは「生活資金」です。
生きてゆくための資金です。
生命保険という金融商品が一人の人の「経済価値」を
与えてくれるのです。
手取りの収入が30万であれば、遺族年金を差し引き、
その後、いくらで生活できるのかを予測して保険金額を決めます。
仮に30才の父親が2才の赤ちゃんを遺して
亡くなってしまったとします。
毎月20万円の給付だとすると、22才になるまでの20年間で
4,800万円の保険金を受け取ることになります。
一時金で受け取るものと異なり
毎月毎月家族に生活資金が届きます。
家族を亡くすことは辛いことですが、お金の心配が
なくなることが、どれだけ救いとなるか。
掛け捨てで大きな保障を持てるもの。
母親の保障も同様に考えます。
万が一のシナリオを描いた上でマネープランを作ることが
大切です。
「暮らしを守る」ための最低限のベースができて初めて
「投資」などを考えることができるのです。
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夫と自分の両方の実家にお線香を立てにゆき
皆の変わらない姿に出会う。
親戚の人たちの変わらぬ笑顔に会う。
安心すると共に
時間は確実に流れ、心配事や嬉しい事は会うたびに
変化してゆくことにも気付く。
今こうして、ここに在ることに感謝して
目の前のことに精一杯取り組もうと誓う。
思い切り開く姿も、凛とした蕾も
可憐な蓮の花に勇気をもらいながら。
マネーから、未来へ~
スプラウト 細田 浩世 Hiroyo HOSODA