今回ご紹介するのは、中学3年生で学習する「使役のmake(S+V+O+C)」の教材です。
「make = 作る」という強い固定観念がある生徒たちにとって、「主語のせいで、人やモノが〜な状態になる」というこの構文は、頭の切り替えがなかなか難しいポイントですよね。「主語が物なのに、どうして動詞がmakeなの?」と、無生物主語の感覚に戸惑う生徒も少なくありません。
そこで今回は、誰もが知っているあの昔話をベースに、直感的に「あ、そういうことか!」と納得できる教材をご用意しました🚀
⚠️ダウンロードは公式サイトから!
先生方、いつも「英語授教材サイトYou and I」をご活用いただきありがとうございます。 本教材のダウンロードは、必ず「英語授教材サイトYou and I」のウェブサイトから行ってください。 常に最新・正確な状態でご活用いただくため、公式サイトからの入手を強くお願いいたします。
💡 今回の教材のこだわりポイント
最大の特徴は、「一寸法師」のストーリーを導入に採用した点です(以前は浦島太郎でしたが、浦島太郎はthere~で使用することにしました)!
言語学的な視点で見ると、使役のmakeは「ある原因(S)が、対象(O)をある状態(C)へと変化させる因果関係」をダイナミックに表す文構造です。
ストーリーの終盤、お姫様が「打ち出の小槌(the mallet)」を使います。その結果、一寸法師はどうなりましたか? そう、「大きく(big)」なりましたよね!
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The mallet made him big. (その小槌が、彼を大きくした。)
この「小槌を振る(原因)」→「一寸法師が大きくなる(結果・状態の変化)」というマジカルな変化の瞬間こそ、使役のmakeのコアイメージである「強制力や強い因果関係による状態の変化」を説明するのにこれ以上ないベストタイミングなのです!
📝 各教材の詳細と工夫
🖥️ パワーポイント教材
昔話の紙芝居風にストーリーが展開します。英語の語順通りに、
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The mallet(原因となるモノが)
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made(グッと力を働かせて)
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him(彼を)
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big.(大きな状態にした) というビジュアルが視覚的に飛び込んでくるアニメーション構成にしています。 後半には、生徒たちが大好きな「Sleeping makes me sleepy.」や「Games make me happy.」など、自分の日常に引き寄せて考えられるブランク問題(Fill in the blanks)も収録しています。
📄 練習プリント
ステップを踏んで確実に定着できるよう、3段階の構成にしています。
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大問1:代名詞の格変化チェック 動詞の後ろだから目的格が来る、というルールを「makes ( my / me ) happy」のような選択肢で確認。
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大問2:語順整序(並び替え) 「原因(S) + made + 人(O) + 状態(C)」の語順をパズル感覚で組み立てます。「What made him angry?(何が彼を怒らせたの?)」という、少し難易度の高い疑問詞主語のパターンまでしっかりカバー!
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大問3:和訳問題 「Love makes the world peaceful.」など、ちょっぴり素敵で心に残る例文で、表現の幅を広げます。
🚀 現場の先生への授業アドバイス
この単元を盛り上げるコツは、「生徒たちのリアルな感情をmakeさせること」です!
文法の説明が一通り終わったら、ぜひ即興のミニクイズをしてみてください。 先生が悲しい顔、怒った顔、笑った顔などのジェスチャーをして、
“Look at my face. What makes me happy?”
と問いかけます。生徒から「Ah, English!」「Friday!」「Lunch!」なんて単語が返ってきたら、すかさず「Yes! English makes you happy!」と返してあげてください。
「モノや事柄が、人間の心を動かす」という英語独特の表現(無生物主語)の面白さに、生徒たちが生き生きと気づいてくれるはずです。
✨ 結びに
文法をただの「暗記」にするのではなく、ストーリーや自分事の「感情」と結びつけることで、英語はもっと血の通った楽しいものになります。先生方の授業が、生徒たちの英語への興味をさらに「make」するものになりますように!
一歩進んだ楽しい英語授業を、これからも一緒に作っていきましょう!

