本日は、二十四節気の大雪、西洋占星術では射手座の15度に太陽が入るタイミングを言う。 | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

本日は、二十四節気の大雪、西洋占星術では射手座の15度に太陽が入るタイミングを言う。

大雪とは、雪が激しく降り始めるころ。『暦便覧』では「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」と説明している。
鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。


現在広まっている定気法では太陽黄経が255度、つまり、射手座15度のとき、ということになる。

 
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冬を迎える直前の期間、木星は、山羊座へとサインイングレスし、木星・金星・土星・冥王星の4天体が山羊座でオーバーロードしている。カルミネートしている牡羊座の月と、山羊座の金星・土星・冥王星のスクエア。あらゆる側面で、ひとびとの気分が晴れることはないように見える。とりわけ。月はアセンダントサインの、土星はディセンダントサインの支配星であるがゆえに、同盟関係や、婚姻関係について厳しい状況が出現することになるのかもしれない。蠍座の火星と、魚座の海王星のトライン。高等教育や法律に関する状況は混迷を深めるばかりであるが、山羊座の金星が火星と海王星の中間にあって、それぞれセクスタイルとなっている。労働者を取り巻く環境は、多少なりとも改善されるということなのだろうか。あるいは、医療、医学に関するよい状況が出来するということなのだろうか。5ハウス・射手座の太陽は、9ハウス・魚座の海王星とタイトなスクエアである。トンチンカン極まりないスキャンダルや、スポーツに関して落胆した気分がもたらされるのかもしれない。気候は、決して寒くはないはずだが、烈しいと感じる状況をもたらす。