何年越しかで

友人から連絡があり、何年越しかで、私の言っている通りになったと。

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これは、状況もあるが、むしろ、本人の気持ちの変化について言っていたものである。私の指摘について、そんなことは絶対にない！と思っていたのに、自分の気持ちが、言われたタイミングで、言われた通りに変化したことを、自然に受け入れ、本人が予定していた未来を、私が可能性を予測していた未来へと変更することを報告してくれた、という顚末である。

友人が絶対にない！と本気で思っていたことを、私も知っていたが、本人のこだわりが消える可能性のほうが大きいこともまた、私は知っていた。

このところ、私は共時性の大きな流れの中にいる。友人の変化もまた、その流れの中にある。

動機さえ正しければ、ものごとは、すべて正しい方向へと動いていく。慌てなくても、何も逃げない。