GACKTプロデュース『MOON SAGA義経秘伝 第二章』 | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

GACKTプロデュース『MOON SAGA義経秘伝 第二章』

「MOON SAGA義経秘伝 第二章」の製作発表会が3月31日(月)に講談社にて行われ、主演・源義経役のGACKT、平知盛役の川崎麻世、平教経役の悠未ひろが登場した。

「MOON SAGA義経秘伝 第二章」は、2012年に公開された舞台「MOON SAGA義経秘伝」の続編。脚本や演出などGACKTがオールプロデュースし、全国4大都市で延べ5万人を動員した。

 悠未は「GACKTさんが作るスケールの大きな世界観の中、一員として参加できることを幸せに思っています」と挨拶。川崎は「GACKTとは以前から友人で、『いつか麻世さんと一緒にやれたらいいな』とGACKTが言ったことがこうして実現されました。大好きなGACKTワールドの中で精いっぱい頑張りたいです」と語った。

 舞台をオールプロデュースするGACKTは「今回第二章をやるに当たって製作がだいぶ難航していますが、かなり面白い舞台になると思います。素敵なキャスト、最高の演出、感動のドラマ。それを届けられるように尽力します。楽しみにしていてください」と舞台への自信を見せた。

 それぞれの挨拶が終わると、「待て待て待て待てー!あのさ、もう記者さんが入る前からずっとこの格好で待っているのに、なんで呼んでいただけないのかしら」と武蔵坊弁慶役の古本新乃輔が舞台の衣装で乱入。司会者が「今日は発表ということで、フォーマルな格好でみなさん来てるのですが…」と言うと「いやいやおかしい、義経秘伝ですよ。俺のほうが正装でしょ」と誇らしげに言い放った。そして、立て札を前に出し「今日は御用があって参りました。どーん!舞台で重要な役割を果たすヒロイン『陽和(ひより)』という役をオーディションで応募いたします。経験・国籍・性別不問です」と高らかな声で発表した。

 陽和役についてGACKTは「物の怪でありながら、非常に美しく、人を魅了する魅力を持っている、そんな存在が見つかればと思っています。経験不問にしたことについては、僕らの知らないところでどれだけ才能が眠っているかが分からない。だったらすべての才能が集まる場所を作ってもいいんじゃないかと思い、今回こういう形をとらせていただきました」と語った。

 オーディションについて、古本は「前作に登場した陽和は幼く、弁慶と仲良しでした。それが急激に成長したので、どんな陽和が出てくるか楽しみです」、悠未は「幅広いオーディションなので、幅広い方が受けにきてくれたらいいなと思います。ぜひ一緒に舞台を作りましょう」と呼びかけた。そんな中、川崎が「国籍も関係なく美しい人だったら、うちのカイヤとかはどうでしょう。ただ一緒に長く時間を過ごすのが、ちょっと辛いかもしれないですけど」と妻であるカイヤをネタにすると、会場からは笑いが起こった。

 最後にGACKTは「素敵な人たちが多く集まって、埋もれた才能がこういう形で開花することは非常にうれしいと思っていますし、そんな人たちと一緒に舞台を作れることも楽しみに思っています。僕も早く脚本を完成させなきゃいけないプレッシャーもあるので、それに負けないようみんなが楽しみにしてるものを作りたいと思います」と舞台への意気込みを語った。

「MOON SAGA義経秘伝 第二章」は、8月から明治座や新歌舞伎座などで公演。4月26日(土)からチケット一般発売開始。公演やオーディションの詳細は「MOON SAGA義経秘伝」公式サイトにて。

「MOON SAGA義経秘伝」公式サイト(http://moonsaga.jp/