サンローランの所蔵品が11月17日から競売に、落札金は寄付へ
http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/2662564/4880198
競売大手クリスティーズ(Christie's)が、11月17日から20日にかけて、再び故イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)氏と彼の長年のパートナー、ピエール・ベルジェ(Pierre Berge)氏の所蔵品オークションを開催する。
クリスティーズは今年2月にフランス・パリで故サンローラン氏とベルジェ氏所蔵の美術・工芸品など約700点のオークションを開催。落札総額は、個人所有の美術品競売として過去最高の343万ユーロ(約470億円)を記録し世界中の注目を集めた。
今回競売にかけられるのは、フェルナン・レジェ(Fernand Leger)の絵画、サンローラン氏が最期まで愛用していたメルセデス・ベンツ(Mercedes Benz)、エルメス(Hermes)の鞄、19世紀にオランダで作られたとされるシャンデリア、16世紀の中国・明時代の花瓶など全1185点。
クリスティーズ・パリのフランソワ・ドリクルス(Francois de Ricqles)氏は「今回のオークションは、美術品が多数された第1回目のものとは全く異なるものになります。傑作とされるようなアート作品は、今回出品されませんし、オークション市場の記録を塗り替えることも期待していません」と語る。
出品ラインナップには、ビリヤード台、巨大なシャンデリア、植木鉢、ネオ・ゴシックスタイルの椅子や、パンサーのソファー、ロココ時代の鏡、磁器、フロアクッションやカーテンなども含まれる。
クリスティーズ・アメリカのJonathan Rendell氏は「全てのアイテムは、サンローランとベルジェのものでした。彼らの親しい関係の一部であり、彼らの宇宙の一部であったのです。風変わりなアイテムもありますが、全て2人が一緒に週末を過ごしたアイテムなのです。いい落札額になると思いますね」とコメント。
ベルジェ氏は今回のオークションの落札金全額と、2月のオークションの落札金の一部を、エイズ(HIV/AIDS)への取り組みへと寄付すると発表。「エイズをまるで他人の病気のように考えるのは、間違いです」と語った。