不況でもなくならない高級車市場、環境には配慮 | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

不況でもなくならない高級車市場、環境には配慮



http://www.afpbb.com/article/economy/2643277/4616147

世界的な不況で自動車業界も深刻な影響を受けているが、ドイツで開催中のフランクフルト国際モーターショー(International Motor Show、IAA)には各社が出展した高級車も並んでいる。

例えば独ダイムラー(Daimler)傘下のMercedes AMGが出展したメルセデスSLS AMGロードスター(Mercedes SLS AMG Roadster)は、ガルウィングドアと開閉式ルーフのボディに571馬力のエンジンを搭載。来年発売予定で価格は17万7000ユーロ(約2380万円)だ。

AMGのフォルカー・モルンヒンヴェーク(Volker Mornhinweg)会長はこの車は金融危機前に設計されたという点を強調したが、ダイムラーのディーター・ツェッチェ(Dieter Zetsche)会長は「陶酔を感じたいという、それだけの理由で乗りたいと思う車もある」と謳い上げた。

パワフルな車を愛する大勢の来場者がロードスターを取り巻いた。その後彼らは、マセラティ(Maserati)、アストン・マーチン(Aston Martin)、ランボルギーニ(Lamborghini)など高級車のもとへと散らばっていった。

■中止するより安上がり、欲しい人はいる

調査会社IHSグローバル・インサイト(IHS Global Insight)の自動車業界アナリスト、クリストフ・ステューマー(Christoph Stuermer)氏は、これらの高級車は景気が良く富裕層が安定していた、5~7年前に計画されたものだと話す。

ロールスロイス(Rolls Royce)のゴースト(Ghost)は価格が20万ユーロ(約2600万円)を超える。フェラーリ(Ferrari)のF458は、時速ゼロの状態から加速して3.4秒で時速100キロに達するが、走行距離1キロ当たりの二酸化炭素排出量は307グラムと、EUの目標値120グラムの約3倍だ。ステューマー氏はどれも時代錯誤な車だと厳しい見方だ。

経済危機が始まったが、方針転換するには遅すぎた。デュースブルク・エッセン大学(University of Duisburg-Essen)のフェルディナンド・デューデンホッファー(Ferdinand Dudenhoeffer)教授によれば、開発計画を続けるより中止するほうが費用がかかるという。

金融危機を受け、各社が価格が安く環境負荷が小さい小型車を強化しているなか、高級車市場は競争の激しいニッチ市場であり続けている。

ステューマー氏は今は黄金期というわけではないが、リーマン・ショックから1年が経ち、富を誇示したがる人も戻ってきたと話す。デューデンホッファー教授も、高級車市場は一般の車の市場より早く回復するとみている。

■環境重視のトレンドには勝てず

しかし、高級車市場も会場の随所でみられる環境重視の風潮と無縁ではいられない。多くのメーカーが燃費改善のため高級車の軽量化に取り組んでいるし、環境技術で遅れているとみられていたポルシェ(Porsche)でさえ、ガソリンと電気のハイブリッド車の開発を始めた。

SLS AMGの長所を詳しく説明した上述のダイムラーのツェッチェ会長も、この車の電気自動車モデルを2013年までに発売すると付け加えるのを忘れなかった。

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