EU、G20で金融機関の高額ボーナス規制を提案へ
http://www.afpbb.com/article/economy/2643123/4612415
欧州連合(EU)は17日、ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で非公式首脳会議を開き、24~25日に米ピッツバーグ(Pittsburg)で開かれる20か国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)でバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領に、金融機関幹部に支払われたボーナスを将来「回収」する方向で行動するよう促すことで合意した。
議長国スウェーデンのフレデリック・ラインフェルト(Fredrik Reinfeldt)首相は「ボーナスバブルは今夜はじけた。一部の金融機関は税金からのばく大な援助により生き残っている。金融危機が単なるちょっとした停滞であるかのように装い、将来経済環境が回復したときにその恩恵を受けることを金融機関に許すべきではない」と述べた。
さらに、2010年までにさらに数百万人が職を失い、失業率が戦後最悪の水準に達するとみられている欧州では、金融機関のボーナスを制限しなければ強い反発が起きるだろうと指摘した。
非公式首脳会議では合意文書の草稿に「金融機関の業績が悪化した場合、ボーナスをキャンセルすることができる」との一文が加えられた。
英国のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相ですら高額ボーナスの問題がほぼすべての国で国民の怒りを買っているとの認識を示し、「過去のボーナス構造に戻ることはない」と述べた。
オバマ大統領は14日、ニューヨーク(New York)・ウォール街(Wall Street)で行った演説で金融機関幹部に対し高額ボーナスを受け取ることでこれ以上国民の信頼を失うことがないよう警告したが、マイク・フロマン(Mike Froman)米大統領次席補佐官(国際経済担当)は16日、オバマ米大統領は、G20は金融機関幹部へのボーナスを制限すべきではないとの意向であることを明らかにしている。

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