悟浄も歎くだろうよ | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

悟浄も歎くだろうよ

浜学園時代、中島敦の小説「悟浄歎異」で中3生対象灘甲陽模試を作った際、最初に「以下の文章は中島敦著『悟浄歎異』の一節である。」と明記し、最後の設問を「この文章は誰の視点から描かれたものか、答えよ」としたことがありました。

せいぜい「中島敦」とかを期待したのに、生徒の頓珍漢さは、期待以上でした。

「河童」「かっぱ」「カッパ」「河童の妖怪」河童は端っから妖怪じゃ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

圧巻は、単語しか書けない解答欄に「三蔵法師・悟空・八戒とともに、経典を求める旅を続けている妖怪」という解答。

誰、ということは、名を答えるのだよ。

誰だ、と問われて、名を名乗らないヒーローとか、いやでしょうが(-"-)

友人の、飼い犬嬢が河童を攻撃しているとの日記に触発された、河童にまつわるエピソードでした。