今日も寝不足の人が多いのではないでしょうか・・・w
私は試合の後、ストンと眠ることができました。
サッカーの終わった後に2:50からの「けいおん」を見る、と話してた人もいますが(笑
「勝負は時の運」と言われますが、それはまさに今回のPKのことを言うのでしょう。
それまでの120分は運ではなく、各選手、監督の努力からきた実力であると思いますし、
そう考えれば、サムライジャパンの健闘は本当にすばらしいものであると思っています。
試合後、監督、選手がコメントを残していますが、その中で一番感銘したのが、
本田選手の
「多くのひとが批判してくれたことに僕は感謝している。」
という一文でした。
これはワールドカップ前の不調の際に、評論家やマスコミ、あるいは
サッカー大好きなファン、ワールドカップの時期になると盛り上がる
にわかファン(まあ、私もどっちかというとこの部類かな・・・w)の多くの
批判や中傷に対する答えとなっています。
この言葉はそう簡単に言えることではなく、
まさにサムライと言っても良いと思われる名言だと思うのです。
普通の人だともしかしたら、予想を覆したときに自慢したり、勝ち誇ったり
したかもしれませんし、外野に対していらいらして暴言を吐く人もいます。
しかしそれを自分たちを愛するためが故の発言なのだと本田自身が
受けいれ、それをひとつの糧としてこのステージまで到達したのだと思います。
また、日本人は概して他の国の人に比べて、風評に流されやすいのだと思っています。
でも、それは悪いことでもなく、日本独特の素直さ、潔さもあるのだな、と改めて本田の言葉で気づきました。
「岡ちゃん、ごめんね」
というタイトルでTwitterが盛り上がっていることからも、日本人が純粋で
悪気がないことを表しており、そういったところはとても愛らしいと思うわけです。
人がどうして怒るのか、叱るのか。
それは本当に相手のことを思っているからだと思います。
(大好きな反動で)
もちろん単純に利害関係や自分の気分、感情だけで怒っている人も
たまに見受けられますが、そういった人を慕う人はよっぽど何か利益がない
限りはいませんし、逆にその人のためを思って忠言を出したとしても
まず逆切れされるだけなので誰もいわなくなったり、その人の元を去ってしまうわけです。
とと、そういった小さな人はさておき、本田のPKを決めたときの表情、見ましたか?
あのプレッシャーの中、すごいことを当然のようにやってのけ、さらにあの表情です。
今回、北朝鮮チームのフェアプレーもよく取り上げられていました。
純粋に彼らをスポーツ選手としてたたえる日本人もたくさんいました。
(これには諸説ありますが、あえてこの事実だけを見てコメントします)
私が評価したいのは、国の実情でもなく、人からどう見えているかでもなく、
結果でもなく、こうした「人として」のすばらしさを教えてくれることです。
はやぶさもしかり、です。
本当にすばらしい瞬間に立ち会えたことを幸せに思い、
自分もより成長できるように頑張りたいとしっかりと心に刻みたいと思います。