七夕の夜の…2 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「イムジャっ!?どこだ!?イムジャ!!」

 

チェ・ヨンは飛び起き、ウンスと共に眠って居たはずの衾をめくったっ!       トンッ…!

 

やはりそこには居ない…!

 

褥に触れると、既に冷たく温もりがない!…用を足しに行ったわけでもないという事だ…

 

チェ・ヨンは今までにない程焦っていた…裸のまま部屋を飛び出し、家中の人間を起こしウンスの捜索をさせた。

 

皆はチェ・ヨンの顔が余りに恐ろしく、その気迫に怖気付き…誰一人として服を着て居ない事を告げられず、目を逸らした…

 

チェ・ヨンが厩舎にまでウンスを探しに立ち寄ると、勇気のある馬番が、恐れながらお召し物が…と、ようやく自分が何も身につけて居なかったことに気付く始末だった…

 

 

 

___________________あらゆる所を捜したが、ウンスはどこにも見当たらなかった…短時間の間に煙のように消えてしまったのである…

 

……チェ・ヨンは 内攻を身につけ、16の頃より戦の中に身を置き生きてきた。どんなに疲れ、深く眠りに落ちていようとも、微かな物音…いや気配だけで即座に戦闘態勢に入る事ができる。それが生き抜く術であった…

 

ましてや今は、己の命などよりも大切なウンスを、腕の中で護りながら眠りに就いているのだ。その能力は、更に増していると言えよう…

 

ウンスの些細な吐息の変化ですら、チェ・ヨンは瞬時に覚醒し、ウンス本人でもわからないだろうが…愛妻の目覚めを知るのだ。

 

自分を気遣い、いつもそっと寝台を出ようとするウンスを、チェ・ヨンの腕は無意識に逃さないよう捉える…トイレに行くだけよと、いつも腕を外されてしまうのだが…

 

高麗一安全だと言えるであろうチェ・ヨンの腕の中から、ウンスが居なくなれるはずがない…万に一つ…攫われたのだとしたら…相手は相当の手練れだ…だとすれば、チェ・ヨンを生かしておいた理由もわからない…

 

自ずから居なくなったとすれば…まさか、帰りたくなったのだろうか…もしや天穴へ…?

 

いや、俺は何を馬鹿なことを!それはありえない。それだけは絶対に…だ。

 

あれほど、俺を求め愛してくれているのだ…

 

では、どこへ…?誰があなたを…?

 

チェ・ヨンは、我知らず身慄いをした…

 

クソっ!しっかりしろ!…俺!

 

まずは、迂達赤とスリバンにイムジャの捜索にあたらせる。次に陛下だ。本来ならば陛下が先だが…緊急事態だ。致し方ない…急がねば!

 

「良しっ!」

 

やらねばならぬ事が見えた。冷静になるんだ…。そう自分に言い聞かせた……その時…。

 

「うぅ~ん…」

 

「…イムジャ?!イムジャか?」

 

チェ・ヨンは、ウンスらしい小さな声を聴き漏らさなかった!声の聞こえた、寝台の下方を探してみたが居ない…衾が落ちていただけであった。

 

「…気のせいだったか…?」

 

溜息を吐きながら、落ちていた衾を寝台に放り投げた。

 

「きゃっ!痛い…」

 

「…!?イムジャ!どこにおる?幻聴なのか?ユ・ウンスーーー!」

 

その悲痛な叫び声は、静かな閨に響き渡った。

 

「…どうかしたの?チェ・ヨン…まだ夜じゃない…ふわぁ~あ~やっぱりちょっと身体が怠いわね…でも、幸せ…う~ん」

 

「やはり聞こえる…イムジャ!どこにおるのだ?声しか聞こえんのだ!」

 

チェ・ヨンの声音には、激しい狼狽があらわれていた。

 

「どこって…あなたがどこにいるの?一緒に寝てたじゃない…私は…ん~布団の中ね。ちょっと待ってて…よいしょっと…あれ?なんで?」

 

何かがおかしい…ウンスの声はすれども、姿はなく…その声もいつもより小声だった。

 

チェ・ヨンは、それ程広くもない閨を見渡した。昨夜のウンスの姿が想い出される…どこかにウンスがいるはずなのだ…大きく跳ねていた鼓動は、ようやくいつもの落ち着きを取り戻してきた。

 

「チェ・ヨン…どこ?あっ、やっと出られた…」

 

チェ・ヨンが、ウンスの眠そうな声のする方を振り返った…そこに居たのは…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃーーーーーー!!」

「うぉーー!くっ!はぁ?イ、イムジャか!?」

 

チェ・ヨンは、あまりの驚きに足が縺れ、体勢を立て直そうとバタつかせたのだが、そのまま後ろに倒れ込み尻餅をついてしまった…

 

天穴をくぐり、現代へタイムスリップした時ですら…平静だったチェ・ヨンが…心底慌てふためいている。

 

珍しくも、何をどう言ったら良いかわからない混乱状態で、ただ呆然とウンスを見つめていた…

 

「チェ…チェ・ヨンよね…?どうしてあなた…そ、そんなに…大きいの?」

 

寝台の上のウンスが、息を呑みチェ・ヨンを振り仰いだ…見開かれた眸は驚きに満ちていた。

 

チェ・ヨンは、這ったまま寝台へ向かった。そして目の前のウンスに向かい、両手を差し出した。

 

「イムジャ、…あなたに何があったのだ?…俺ではない…イムジャが縮んだのだ。恐らく…1尺程しかないであろう」

 

えっ!?と叫んだウンスは、寝台の上に立ち上がった。そして、自分が裸だった事に気付き、きゃーっと叫びながら、また衾の中に潜ってしまった。

 

…ウンスは、チェ・ヨンの温もりがなかったため、衾に巻き付いて眠っていたので、余計に見つからなかったのだ…チェ・ヨンの居ない淋しい夜は、いつもそうやって一人眠っているウンスだった…

 

チェ・ヨンはこんな時なのに、ウンスの恥じらう姿が可愛らしく、つい目元を緩めていた…

 

…ここに居る。ここに…生きていてくれた…触れられる…護ってやれる!今はそれだけで良い…ただ、それだけで…

 

チェ・ヨンは、衾ごとウンスを両手で持ち上げ、抱き締めるように自分の胸元へ連れて来た…そして、小さくなったウンスの顔を衾から出し、親指でそっと頬に触れた…

 

「はぁ…イムジャ、無事で良かった…ん?いや正確に言えば無事とは言えんが…イムジャ、なぜこのような事態になったのか…心当たりは?」

 

不安そうなウンスは、やはり困惑顔のチェ・ヨンの親指にキスをした。そしてチェ・ヨンを見上げると、首を振った。

 

「全く検討もつかないわ…だって起きたらこうなってたんだもの…」

 

二人は顔を見合わせ、困惑していた。

 

「はぁ…どうしよう…こんなんじゃどこにも行けない。何がどうしてこんな事に…親指姫じゃあるまいし…リカちゃん人形サイズだなんて、ありえないわ!」

 

「…イムジャ…あなたはどこから来たのだ?」

 

「ん?どこって……600年後の未来……?」

 

「あぁ、そうだ。…それもありえん事なのでは?」

 

「うん、まぁ…そうね。…でも物理的に言えばね、タイムトラベルの方が有りなのよね。体が縮むなんて…神様の悪戯としか言いようがないわ」

 

「神か…そうかもしれん。まだ、俺達に試練を課す気か…だがまずは、この先どうするか…だな」

 

チェ・ヨンは考え込みながら、頷いた。

 

「そうね。嘆いてても大きくなるわけじゃないし、いきなり縮んだんだから、いきなり戻るかもしれないしね! ねぇチェ・ヨン?小さな私でも…護ってくれる?」

 

本当は、大泣きしたいくらい心細い…このまま二度と戻らなかったら…チェ・ヨンと愛し合うことも出来ない。…それは子供を産めないって事…もし、戻れなかったその時は…

 

「当たり前のことを…あなたの一生を護ると誓ったであろう?嫌だと申しても、イムジャは俺から逃れられん運命なのだ…諦めてくれ」

 

ウンス、笑って!ほら、チェ・ヨンが不安そうよ…眸が曇ってるわ。大丈夫…辛い時こそ笑うの!ウンス…笑顔の魔法…信じなきゃ…

 

「ふふ、ありがとう、チェ・ヨン…ねぇ、思ったんだけど、この体ならスプーン1杯、ご飯食べたらお腹いっぱいになりそうじゃない?お酒も浴びるほど呑めるわね!お風呂もお椀1個あればいけるし!ふふ。なんか得した気分ね!」

 

「イムジャ…あなたと言う人は……くっはは」

 

イムジャが一番驚き戸惑って居るであろうに…泣きもせず笑ってくれるのか…俺のためであろう…今は何も術がない…すまぬ、イムジャ…だが必ず戻る方法を見つけよう、2人で…共に…

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。.

 

 

 

 

おはようございます。

昨日はたくさんの「おかえり」…を

本当にありがとうございましたごめんでござる

 

相変わらずの酒浸りの日々なので…

またコメントのお返事の途中…

板の間です(´;ω;`)

若干…二日酔いっすね…おぇっぷくるくる

月初めの一番忙しい時なのに…汗

 

メッセもたくさんありがとうございました。

そちらも、お返事致します。

皆様、お元気そうで嬉しかったです!

 

さて、このお話…シリアスなお話だと思っていた皆様…

 

すんまそん…

 

ずっと二人が一緒に居られる方法…

考えてたら、ちっちゃくしちまえばよかよか!!(どこ県民じゃ!お前は!)…てなことになり…

こんな話に…(´ε`;)

 

あっ!そうだ!皆さんはリカちゃんサイズになれたら何がしてみたいですか?

旦那のカバンに入って浮気調査?

ただで海外旅行?

 

大募集したいです!

 

お話に盛り込んじゃうかもです(笑)

 

私は、逆に…何もしなくって良いんじゃん!!!!…と思いました(笑)

仕事も掃除も料理も出来ない(* ̄∇ ̄*)フッ

 

40インチサイズになっちゃうスマホ(iPhone7+に変わりましたよ!)で遊び放題!

ウンスじゃないけどお酒もちょびっとでOK!

にゃはあはは

 

夢のようです…

 

 

で、本日の小噺ですが…

一緒に働いていた同僚が年末に退社してしまいました。

あの…いつやるの?子供のいない土日の日中、脱がずにやる!…と言っていた同僚です…

 

理由は…なんだと思います?

あ…これも大募集にしようかな…

 

ん~でも絶対当たらないと思うので…(;´・ω・)

 

 

なんと!男の娘に落とされちまったからです!

入社してきた男の娘…髪型はショート、話し方もそうっすね、って言うしゃべり方…恰好も腰パンで中2男子のようでした…(同僚もいつしか同じ格好に…あせ)

 

そして、明らかに同僚狙ってまして…あせ

 

でもまさかこんな早くノンケの同僚が落ちるとも思わず…

 

私は知らなかったのですが、毎朝こっそり二人でトイレの個室でいちゃついていたり…(下から覗いた強者がいまして…)

 

お昼は、人のいないの場所でいちゃこら…

 

嘘のような話ですが…マジっす!!にや

 

で、仕事に厳しい人だったのに、そいつの事しか頭になくなっちゃって…人の事、一番よく見てて、きちんと注意も出来る人だったのに…自分の形振りが見えなくなっちゃって…

 

やっぱり恋愛って恐ろしいですねぷりーず

 

全く仕事しなくなり…私たちは黙っていたのですが、いつしか工場長の目にも止まってしまい…

 

二人で辞めていきました…今はどうしているのやら…

 

そして今の事務員、28歳になる未婚(子供3歳)を私が(笑)選考致しました。

半年、仕事が決まってない娘で、このままじゃ更にあちこち落とされるだろうな…が一番の理由…

(私も同じような事があったので)

 

うちの会社は、子供が居ても中抜け出来たり、社員は休んでも基本給与に響かないので、働きやすいんですよ。

 

母子家庭の母は、頑張って働くよねんワラと即決しました。とっても良い娘で、今も頑張ってくれています。休みは多いけど、小さい子が居たら致し方ない…それも込で来てもらっています。

 

やばい…そろそろ仕事に戻らねば(;´・ω・)

 

では今日も一日ファイティンぁげぁげoo

 

 

 

 

 

 

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