チェ・ヨンのつくり方 その八 追記あり(;´Д`) | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「良いか?チェ・ヨンよ…まずは臍下丹田(せいかたんでん)の場所を体で覚えるのだ。臍の下三寸の位置にあるので、臍下丹田と呼ばれている。ここだ…わかるか?胸ではなく、ここに吸い込んだ息を限界までためておくのだ」

「はい」

次の日、早速訪れたムン・チフとチェ・ヨンは、自宅にある大きな鍛練場の真ん中で、呼吸法の修練を始めたのだった。

ここは、ウォンジクがチェ・ヨンのためだけに4年前に建てたものだ。天候や季節に関係なく、あらゆる武芸が学べるよう、かなりの広さのある鍛錬場である。この中では、弓も射ることが出来るようになっていた。

 
 
___________それからは毎日、朝と夕2刻から3刻、時には1時辰を超える事もあるほど、チェ・ヨンは呼吸法の魅力に嵌り、修練を積んだ。これには、常に付き添っていた父も、感嘆するほどであった。
 
 
 
それから5ヶ月が過ぎたある日、チェ・ヨンは自ら気を操り司る方法を見出した。呼吸の流れを整える調息を超え、気を司る運気調息まで会得してしまったのである。
 
恐ろしい事に、まだわずか10歳にして…
 
月に2度ほど、チェ・ヨンの修練の成果を確かめに訪れていたムン・チフも、これには驚愕し、喜びを露わにした。
 
この時、師父の隣には…
 
 
 
 
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
 
 
 
 
まだ若かりし頃の師父の、誇らしげな破顔が思い出される。
 
「この時、師父の隣には…いや…それから」
 
「ん?何?隣にはどうしたの?」
 
結跏趺坐(けっかふざ)をしていたウンスが、背後にいるチェ・ヨンにそのまま凭れ掛かり、愛しい夫の顔を覗き込んだ。
 
「…たいした話ではない」
 
「じゃあ、尚更言えるでしょ?教えて?」
 
しまった…。この方はこうなったら言うまで引かぬ…うっかり口を滑らせた自分を恨んだ。
 
「…はぁ…いつも、メヒを伴って来ていたのだ」
 
と、仏頂面で答えた。
 
ウンスは驚いて、何も身につけていない事も忘れ…チェ・ヨンの方へ向き直った。
 
「えっ!?そんな小さな頃から知り合いだったの?幼馴染じゃない!じゃあお互い初恋だったのね?」
 
「う、うん…そんな話しはどうでも宜しい!ほら、ちゃんと結跏趺坐を!イムジャ、あなたと言う人は…患者を前にせんと集中出来ぬ人ですから。ここです!ここが臍下丹田です!押さえておるから、大きく息を吸って止めて」
 
「あっ…いにゃん…集中出来ないわ…ちょっ!ちょっと…そんなところに触らないで…自分で出来るってば…」
 
「ふっ!いにゃんとは、天界語であるか?ははっ、イムジャ、あなたは本当に…愛おしい方だ…もっと啼かせたくなる…」
 
愉しげに笑うチェ・ヨンの、悪戯な指先の動きを止めようと必死なウンスだが、力で敵うはずもなく、終いには唇まで塞がれる始末だった…
 
ようやく解放された時には、息が上がってしまっていた。
 
「はぁっ〜はぁ〜もう!チェ・ヨンたら、やめて!」
 
「イムジャ、俺の気持を見縊(みくび)ってもらっては困る。その眸一つ、吐息一つで俺は…あなたに捕らえられてしまうのだ。イムジャはもっと、俺に用心しなければならん…基本、あなたは無防備過ぎるのだ」
 
「私に隙さえあれば…いつでも愛し合いたいって…事?そ、そんなの、私の身体が持ちません!」
 
「ゆえにイムジャには、呼吸法を覚え身体を鍛えて頂く」
 
「む、無理!」
 
真顔で話していたチェ・ヨンの顔が、ゆっくりと花開いた。
 
 「チェ・ヨンたらっ!冗談だったの?」
 
「ふっ、冗談ではない…俺の願望である」
 
「願望って…もう…あなたったら…ふふ」
 
ウンスは、身体が冷えたから暖めてと、彼の腕を枕にし、背後からギュッと抱きしめてもらった。
 
「本当に冷たい身体であるな…これで良いか?」
 
と、チェ・ヨンは愛おしそうに、ウンスの身体を搔き抱いた。
 
「うん、ありがとう…暖かくて気持ちいい…」
 
ウンスは自分を抱きしめる優しい腕に、そっと唇を寄せた。
 
「…ねぇチェ・ヨン?」
 
「はい」
 
「最近のあなたって…」
 
「何ですか」
 
「ふふふ、昔と違って本当に良く話してくれるようになったわね。すごく嬉しいのよ。この時代は今がとっても大事だもの…心の中で思ってたって気持ちは伝わらないでしょ?だから話したいことは、何でも言ってね?」
 
「イムジャと居ると、返事だけでもこちらの口数が増えると、申したであろう…それに、思うだけでは確かに伝わらん…と言う事も思い知った。離れていた4年の間…イムジャに逢って、どれほど話したかったか…故にあなたを腕に出来る掛け替えのないこの時を…大切にしようと己に誓ったのだ」
 
「うん…私も…あなたを見失って思ったわ…ここには電話もパソコンもない…あなたが目の前に居ないと、声も聞けない…今すぐ逢いたいと思っても、顔も見られない…だから天門をくぐって…チェ・ヨンに逢えたら、何があっても2度と離れない、ずっと側にいてあなたを幸せにしようって…」
 
「見縊るなと申した。心配せずとも、俺がイムジャと離れることなどありえん…例えイムジャが嫌だと申したところで…だ。それに今、イムジャと離れたらダメになるのは…恐らく…俺の方だ。俺は、あなたと共に居るだけで…心暖まり…幸せを感じずにはいられないのだ…」
 
ウンスは、話すチェ・ヨンの顔が見えないのは淋しいと思い…クルッと向きを変えた。
 
そこには、真っ直ぐに自分を見つめ…真っ直ぐに心の内を語ってくれた、微笑みを湛えるチェ・ヨンの眸が、優しく輝いていた。
 
すっごい殺し文句ね、あなたって実は天然ジゴロなの?……ありがと。ふ~もう…顔が熱くなっちゃう!…私も幸せよ、チェ・ヨン」
 
「天然…何です?」
 
「聞こえたの?…どこまで好きにさせるつもりなのって言ったのよ。ふふ」
 
二人はチュッと軽く唇を合わせ、満ち足りた笑顔を浮かべあった。
 
ウンスの柔らかな髪を、長い指でサラサラと弄びながら、チェ・ヨンは言った。
 
「ふっ、さて…どこまで話したか?」
 
「えっとメヒさんがムン・チフ隊長と一緒にあなたの家に来てたとこまでよ。メヒさんもそんなに小さな頃から武芸を習っていたの?内攻も?」
 
「メヒは…両親を税の取り立てに来た役人に殺されたのだ。そして赤月隊にいた実の叔父上、トンウン師叔に引き取られた…俺達は、ムン・チフ師父に武芸を習い、呼吸法も学んだ。友であり同士のような関係であったが…次第に妹のような存在になり…」
 
「恋人同士になって、婚約してたのよね…」
 
チェ・ヨンは、過去を思い描くように遠い目をしていた。
 
「…共に闘い、共に笑う仲間だった。10歳の頃からずっと一緒の…だが俺は護り切れなかった…」
 
 
「…彼女も優しくて、責任感のとても強い人だったのね。あなたみたいに…」
 
そのまま2人は暫く何も語らず、抱き締めあった。互いの温もりを分け合うように、二つの鼓動は重なり合っていった…
 
 
 
 
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
 
 
 
 
 
 
皆様、こんばんは

はい!やっぱり書き終わりませんでした

取り敢えず、ホテルに入ってから努力したのですが…

頭の中が興奮していて(笑)どうにもなりませんでした

続けて書いて、終わらせるつもりだったのに、ごめんなさい

代わりにチェ・ヨンの作り方をアップしますね

ホントに二人、久々なので、オイ…って位イチャこいてます

シンイ本の中から、抜粋して書いてある部分もいっぱいありますよー

そして…チェ・ヨンが良く喋るので読みにくかったら、申し訳ないです

忘れてしまった皆様は、こちらから復習をお願い致します(飛ぶかな?)

「はっ!呆れた大馬鹿者であるな!はるは!2年ぶりの話など忘れておるに、決まっているであろう!」

「…ヨンに怒られたですよね本当にすみませんようやく物語が進みます

 
 
 
それから、アメンバーの申請についてですが、こちらをお読みになってから、申請をお願い致します
あっ初めての皆様…あちらへ飛んでも、引かないでね


 

今日の小噺(笑)

久々に娘の運転する車に乗ったんですが…

やっぱり、チン○…キュッとなります(付いてないけどね

うちの子達3人それぞれが、免許取り立ての頃…助手席で必ず様子見をしてました

もう恐ろしいの何のって

皆様経験ありますか?

うちの子達の見本は私…
(運転すると、まぁ、じゃ…若干…?性格変わるタイプ?

なので、うちの子達は免許取立てなのに割と飛ばすし、凄く端を走ったり、後ろ確認せずに車線変えたり…

(でも、3人とも何故か事故ったことは無いんですよ)

その度に、チン○キュッキュッとなってた私でした

お子さんが、免許取ったら是非やってみて下さいね

本当に多分…男ならチン○キュッ!

が、正しい表現のはず

えっ?キュッキュッうるさいって

こりゃまた失礼致しました

でもあの、何とも言えない感じ

久々に思い出した、今日の午後でした…

そして…

ライブ!最高でした!途中娘と二人…ヨンベに泣かされちゃいましたよ

明日は、今日より席がグッと近くなるので、更に楽しんで参りま〜す

では、まだ深夜ですが…

今日も一日アジャ

寝まーす!おやすみなさいぐぅぐぅ

今日の戦利品…いや貢物?です


ダウンダウンダウンダウンダウン


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こんな時間にアップした
自分が言うのも何ですが
結構起きてらっしゃる方キョロキョロ
いらっしゃるんですねポーン

もしかして起こしちゃってます滝汗
そしたら以前にも言いましたが
お知らせ外しちゃって下さいませ
適当で申し訳ないです

現在時刻  02:08

うわーん
ホテル眠れないよー
お酒呑みたいよー
もちろんビール2本は呑んだよ
でもビールはお酒じゃなーい
誰か遊んでー
もう03:30
眠るの…諦めるか


きっとね、ベッドがダメなんだよ
板の間カモーン
もうね、04:09
どんどん追記が増えるよ
(´▽`*)アハハ 

もう外明るいチーン
04:24

羊をね…
🐑🐑🐑🐑🐑🐑🐑
1000匹数えてみたよニヤニヤ
ちょっとハイテンション
04:47

早起き組が起きていらっしゃいましたね
おはよ〜ございます
……良く眠れましたか……
くっ!
久しぶりに娘と寝ましたが
寝言、言いながら
クスクス笑ってました
お母さんも寝言、言いたい
05:22

オールだよポーン
何年ぶりかなぁ…
05:33

娘のiPhoneのアラーム…
鳴り響きました…
起きます
起きとるわ〜い
昨日からずっとね…
07:15

はる

お話と小噺
書いているのは本当に同じ人ですか
…と、聞かれました(´▽`*)アハハ 

他の方のように
別々に書けば良いんだろうけど…
ずっとこのスタイルだったので
このまま行きますね

お話だけ読みたい方のために
終わりのラインを引いているので
そこまで行ったら
一番下までスクロールして
良いねポチッと
お願いします┏○)) 

さて、顔作りますちゅー

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※写真は04:24です…


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