愛の選択〜8〜 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「大護軍!」
「医仙様!」

そこにいた迂達赤…全員の動きが止まり二人の落ちた窓を見つめ固まってしまった
!初めに動き出したのはテマンだった!本能が叫ぶままにその窓に向かい、猿のように飛んでいく!

「おいっ!待つんだっ!」
チュンソクが、今にも窓から飛び降りようとしているテマンの襟首を掴み、後ろに放り投げる!

その時!ガサガサッと音がした後、大きな水音が聞こえた!

皆が慌てて窓から下を見ると…そこには…








「急げ!早く助けに行くんだ!テマン!飛び降りるんじゃないっ!馬鹿者が!おいっ!奴らはどうしたのだ!消えたぞ!?お前たち、徳興君を必ずや捕まえろ!逃がすんじゃないぞ!」

皆が、落ちた二人に気を取られている間に、徳興君が姿を消してしまったのである!ここでこいつを逃がしたら大護軍に顔向けが出来ないと、チュンソクは焦っていた。

「殺すなとの王命だが、怪我をさせてはいかんとまでは言われておらん!医仙様にあのようなこと…許せることではない!手足の1本や2本、切り捨てても良い!行け!」

「はっ!」

皆も同じ気持ちであった!俺逹の医仙様をと怒りに震えながら、徳興君の搜索に走り回った!















_________「イムジャーーっ!」


チェ・ヨンは窓枠を力の限り蹴り飛ばした!

周りの景色が幻のようにゆっくりと流れ落ちる…木の葉の1枚がひらひらと舞い落ちるさま…飛ぶ鳥の羽の動きまで止まって見えるようだった…

その中を二人だけがもの凄い速度で落ちていく…

身体の抵抗をなくすよう、蹴り上げた勢いのまま…真っ直ぐ矢のようにウンスの元へ飛んでいく!

後ろ向きに落下し、意識を失っているウンスの身体がすぐそこにある…

あと少し…もう少し…

宙を舞うウンスの腕に、長い指先が微かに触れる…

目の前に大きな木が迫ってきた!

「くそ!イムジャーー!来いっ!!」













ようやく掴んだその腕をぐっと引き寄せ、ウンスの柔肌を大きな体で包み込むと、肩から目前の木に向かい落ちていく!

「ぐっ!はぁ!」
チェ・ヨンの身体を木の枝が容赦なく襲い、首筋や顔から血が流れ出し、空へと桜の花びらのように散っていく。痛みを感じる間もなく…ウンスを必死に腕の中に囲い、抱き締めながら祈った…
 
どうかイムジャだけはと…

バシャッ!!

……そのままチェ・ヨンは暗闇の中に落ちていった……














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「くっ!はぁ…」

「大護軍!大護軍!気がつかれましたか?」
チュンソクが枕元で大声で叫んだ!部屋の外からは、わーっと迂達赤の歓声が飛び込んでくる。

チェ・ヨンは頭をぶるっと振ると、状況を思い出し慌てて起き上がった!

「チュンソク!!イム……はぁ…」
横を見ると、ウンスが吐息をたてて静かに眠りについていた。その顔は少し青ざめてはいたものの、怪我はしていないようだった。首筋に残る一筋の痕が痛々しい…

チェ・ヨンは、そっとウンスの頬に手を当てる…

温かい…生きて…生きていてくれたのだな…イムジャ…俺のために命を賭けるなど…

チュンソクが見ている事も忘れ、頬を流れる涙を拭おうともせず…ウンスに口付けをする。

「う、うん。て、大護軍!我らが、医仙様に触れ、き、着替えさせた訳ではありません!旅館の女中に頼みましたので、ご安心下さい!治療も町医者に頼みました!それから…大変申し訳ありません!お二人に気を取られている間に、徳興君に逃げられてしまいました!今もなお追ってはいるのですが、足取りが掴めず…合わせる顔もございません!」

チュンソクは、床に頭を擦り付ける勢いで謝罪をした…

「俺が悪かったのだ…チュンソクのせいではない。引き続き全員で捜索せよ…また、何処かに隠れておるのかもしれぬ。俺は…イムジャと共に暫くここにおると、陛下に伝えてくれるか?まだ、動かしたくはないのだ」

ようやく己の手に戻ってきた愛おしい妻…その温もりを確かめるように、髪に指を通す…その眸は、話をしながらもウンスだけを捉えている。

「はっ!テマンを置いて行きますか?」
あちこち傷だらけのチェ・ヨンの顔を心配そうに覗き込む。

「そうだな…そうしてくれ。後はチュンソク…お前が適当にやっておいてくれ」

チュンソクは、テマンを呼び護衛につかせると、他の迂達赤と共に徳興君を捕らえに行った。




__________…ここは町の外れにある旅館…山肌をうまく利用し、隣を流れる川に沸く温泉を引き込み、旅館のすぐ横を露天風呂にしていたのだ。その為2階とは言え、高台に建てられておりかなりの高さがあって危険だったのである。

……それなのになぜ二人が助かったのか……

途中にあった大きな木が、衝撃を和らげ、落ちたその先には大きな露天風呂があったのである。おかげでたいした怪我もなく助かったのだ。だがチェ・ヨンは、身体の上にウンスを抱きかかえ、背中から落ちたので、その両方からの衝撃で、暫く意識を失ってしまっていたのだ。骨折一つしなかったのは奇跡と言えよう…







……しかしウンスは、チェ・ヨンが見守る中…そのまま丸一日目覚めなかったのである……

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(イメージ図…旅館付きがなくて…





皆様お待たせいたしました走れぇぇ~~!!
今日は本当は仕事なんですが
婆ちゃんの3回忌の法事のため
お休みをもらってまして
わーい
休みということでなにっ!?
気が大きくなり
サー・・・・ッ
コメ返もせず

お話も書かず
ゴルァ!
朝からちまちま…ちまちま…
ごめんなさい

きゃ~
ぎく
怒らんといて~
あたふた
どSゆえ待たせていた訳では
ございません
ごめんなさいごめんなさい

食事の最中も
iPhoneでお話書いてましたぜ
うっふん

今回は
汗
スクロールをお楽しみ下さい
笑
ワザと間を開けてあります
アハハ
えっ?ビックリ
めんどくさいって?
えー
まぁまぁそう言わず
汗

で、このまま会社を
わー
休んじまいたい所ですが
伝票を打たねばまた怒られる
ううっ...

と…言う事でもう少し
ちまちましたら(やるんかいっ
ブチブチ
仕事に行ってきますなにか?

夜にまたコメ返でお逢いしましょう
喜びの棒人間

では良い土曜日を

アンニョン
Wハート

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