震える身体で小刀を喉にあてがい
赤い雫がにじむ首
一糸纏わぬその姿
頬を伝う涙が
美しい裸体へ零れ落ちる…
鬼気迫るその姿はまさに天女…
今、その命尽きようとしている…
「…◯△☆…」
誰?…何を言ってるの…わからない…チェ・ヨン…ごめんなさい…
「……◯△☆……それを渡すのだ!早く!」
「来ないで!それ以上来たら…あっ」
…落ちる…チェ・ヨン…ごめんなさい…愛して…い…るわ…
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
「イムジャ、すまぬ。今日陛下に呼ばれたのだが…明日からしばらく遠征に出ねばならん」
チェ・ヨンは、鎧を脱がせてもらいながら不安そうに話した。
「えっ?随分急なのね?何かあったの?」
一瞬、驚きで止まってしまった手を、気付かれないように、無理やり動かす。
「それが…倭寇がかなり激しく攻めて来ており、小さな村や町が潰滅状態にまで追い込まれておる所もあるのだ。言うことを聞かぬ男達は殺され女は連れ去られる。もちろん子供と言って良い少女達もだ…男達の慰み者になり、白目を向いて命を落としていった少女達を…俺は何人も見てきた…許せんのだ」
チェ・ヨンは、拳を震わせて怒りを抑えていた。ウンスは鎧を脱がせ終わると、チェ・ヨンの震える拳をゆっくり開き、自分の指を絡めると、大きな背中に身体を寄せる…
「私なら大丈夫よ…心配しないで。みんなを助けてあげて…チェ・ヨン」
「すまぬ、イムジャ。まだ婚儀をしてさほど時も経っておらんのに、あなたを一人にするのは心苦しい。それに不安で仕方がないのだが…ここは、やはり俺が出て行かねばならんようだ」
「わかってる。大人しく待っているわ…だから、必ず無事に…怪我一つしないで帰って来るって約束して?普通の約束じゃ嫌。武士の誓いを…」
喉が熱くなり言葉がそれ以上出て来なかった。
チェ・ヨンが振り向き、ウンスの涙ぐむ眸を正面から受け止める。
「某は高麗の武士チェ・ヨンと申す。武士の名にかけて怪我一つせず、必ず愛する妻…ウンスの元へ戻ってくると誓おう。イムジャ…あなたも無茶をせず大人しくしておって下さい」
柔らかな髪に指を通し、そのまま自分に引き寄せると、激しく唇を貪る。
ウンスは苦しくなり堪らずにチェ・ヨンの胸を叩く。チェ・ヨンが名残惜しそうに唇を離した。
「はぁ…もう…立っていられなくなるわ。さあ、御飯にしましょう」
繋いだままの手を引こうとしたとき、ふわっと抱きかかえられてしまう。
「俺は、飯などよりイムジャを喰らいたい…」
そういうと、スタスタと寝所まで連れて行かれる。
「えっ?お風呂も入ってないのに…本気?」
ウンスは呆れ顔で聞いた。
「俺は冗談など言わぬ。風呂など入らずとも良い。イムジャの香を記憶に刻み込みたいのだ…」
繋いだままの手を引こうとしたとき、ふわっと抱きかかえられてしまう。
「俺は、飯などよりイムジャを喰らいたい…」
そういうと、スタスタと寝所まで連れて行かれる。
「えっ?お風呂も入ってないのに…本気?」
ウンスは呆れ顔で聞いた。
「俺は冗談など言わぬ。風呂など入らずとも良い。イムジャの香を記憶に刻み込みたいのだ…」
少し悲しげに微笑むチェ・ヨンの首にしがみつく…
「あなた……私もよ…必ず無事に帰って来てね…」
明日、戦に旅立たねばいけない彼…きっと大丈夫…そう思っていても心が叫ぶ。行かないで、側にいてと…
その日…チェ・ヨンが愛しい妻を腕に抱き、ようやく眠りについたのは、煌く星々が朝焼けに消えかかる頃であった…










皆様こんにちは
新しいリクエストのお話
始まりました
リクエストナンバー28番
m様からのリクエスト
いつもありがと~~
本当に細かくお話を作って
下さっているので
ほぼそのままいかせて
頂きます
ちょこっと変えるかも~
ごめんね~
基本はそのまま行くからね
リクエストありがとうございます
このところメッセで多いご質問
はるは、グルっぽ作らんとですか
って数人に聞かれました
最近皆さんが作られてるからかな
はい
作り(れ)ません
なぜかといえば
管理が出来ないからです
今、参加させていただいている所も
見るだけになってしまってるので
自分でグルっぽの管理など
無理でございます
かと言って
放置も嫌なのです
二次を書くのを
やめるとき
作ろうかなと思います
そこでポチポチと
時々お話と小噺アップ
あとお悩み相談とか
したいです
あっ
でも書くのやめたら

新しいリクエストのお話

始まりました
リクエストナンバー28番

m様からのリクエスト

いつもありがと~~

本当に細かくお話を作って
下さっているので

ほぼそのままいかせて
頂きます

ちょこっと変えるかも~

ごめんね~
基本はそのまま行くからね

リクエストありがとうございます

このところメッセで多いご質問

はるは、グルっぽ作らんとですか

って数人に聞かれました

最近皆さんが作られてるからかな

はい

作り(れ)ません

なぜかといえば
管理が出来ないからです

今、参加させていただいている所も

見るだけになってしまってるので

自分でグルっぽの管理など
無理でございます

かと言って
放置も嫌なのです

二次を書くのを

やめるとき
作ろうかなと思います

そこでポチポチと
時々お話と小噺アップ

あとお悩み相談とか

したいです

あっ
でも書くのやめたら
皆さん入隊して下さらないですよね
ん~という事は
結果、グルっぽはなしかな
では良い休日を
アンニョン
追記
アメンバー様の承認ですが
今日までの分は終わっております
もし、アメンバーのお話が
読めない方は
申請がちゃんと出来ていない方です
本当にごめんなさい
私の過去記事
アメンバーについてを
お読みの上
再度申請をお願いいたします
皆様にメッセージをお送りしてあります
一気に送るので
迷惑メッセに入っている時もあるそうです
ご確認ください
それから、新しい読者の皆様
過去記事から読んで下さっている方が
たくさんいらっしゃいます
本当にありがとう(*´д`*)
過去記事でも
コメントして下されば
わかるので
遠慮されずにどんどん
コメント下さいませ
では
最近るろ剣の健君&ヨンの
画像合わせ
はまっております

ん~という事は

結果、グルっぽはなしかな

では良い休日を

アンニョン

追記
アメンバー様の承認ですが
今日までの分は終わっております
もし、アメンバーのお話が
読めない方は
申請がちゃんと出来ていない方です
本当にごめんなさい
私の過去記事
アメンバーについてを
お読みの上
再度申請をお願いいたします
皆様にメッセージをお送りしてあります
一気に送るので
迷惑メッセに入っている時もあるそうです
ご確認ください
それから、新しい読者の皆様
過去記事から読んで下さっている方が
たくさんいらっしゃいます
本当にありがとう(*´д`*)
過去記事でも
コメントして下されば
わかるので
遠慮されずにどんどん
コメント下さいませ

では

最近るろ剣の健君&ヨンの
画像合わせ

はまっております



