『さぁ、早く選ぶのだ…もうさほどお主に残された時間はないのだぞ』
(はい、神様…わかっていますが、私は後悔したくないのです。もう少しだけ時間を…)
_____私は、今から生まれ変わる。どの両親のもとへ転生するのか、自分で選び決めることができるのだ。長い時をこの天界で過ごし、前世の記憶もまだ身体が覚えている…
おいで…と誰かに呼ばれた気がした…意識を集中させると愛を確かめ合う二人の声が心に響いてきた。
お互いを心から愛し、お互いのために生きる…痛いほどに伝わってくる睦み合いの様…心が震えた
(決めました…あの二人の元へ…)
『……さようか…まさかあの二人を選ぶとはのぉ…まぁこれもお前の定めであろう。あの者たちは我ら神々の神智をも超えた二人…故にこの転生が吉と出るか凶と出るか…我らでも分からぬのだが、本当に良いのだな?』
(ええ…あの二人に呼ばれた気がしたのです。己の運命は自分で変えていきます)
『…では転生するのだ…準備は良いな…さあ行くがいい…』
_________こうして私は生まれ変わりました…この二人の子として己で生きることを選んだのです。
私の前世の記憶…貧しく食べる事にも困り、学ぶことも出来ず売られ、女として蔑まれ生きていたあの頃…次は必ず男に生まれかわると決めていたのに…でもこの母を見てもう一度…女として生きることに決めたのです。
凛として気高く、そして強く美しい…私も母のように男に愛され生きてみたいと思うようになりました…
毎日聞こえる二人の優しい声…私がお腹にいることに気づいた母の戸惑いと強い決意、そして父の悦びの涙…
全てが私を浄化させてくれる…
知っていますか?母上…あなたが眠りについた後…父上はいつも私に話かけて下さるのですよ。母を苦しめず、元気に産まれてくるのだぞ。必ずお前たちはこの俺が守るから…と。
毎日毎日…その暖かな声は続いたのです。
ですが、もしかしたら私は生を受けられない定めだったのでしょうか…母のお腹の中で天地が逆さになってしまい戻れなくなってしまいました…
何度も何度も戻る努力はしたのです。己の運命は自分で切り開くと、神様に啖呵を切ってしまったのですから。
…そんな私を、父上が救ってくれたのです…元気に産まれて来てくれと、寝ている母上のお腹を…私を…優しく撫でてくれた父上…あの時、何かが流れてきた…それで私は戻れたのですよ、父上…あのままでは、母上まで危険に晒してしまうところでした…
日々、暖かな母上という揺りかごの中…一人眠り、一人考え…二人に逢える日を待ちわびていたのです…
そしていよいよ迎えたあの日…
(ごめんね…まだチェ・ヨンが戻らないの…もう少しだけ待ってくれるかな…)
痛みで息を吸うことも忘れてしまった母の心からの願い…誰にも聞こえぬよう囁いた声…私には届きました…
母が苦しい時は私も苦しい…でも父上…父上が戻られるまで私が母上をお守りします…
「イムジャ…遅くなってすまん!………」
父上がようやく戻られたのですね…母上…
もう間もなく私はお二人にお逢いできるでしょう…
生まれ出づる時…前世の記憶は霞のように天へと登って消えていきます…私の生は無から始まるのです…
**********
「イムジャ…大丈夫ですか?俺に掴まって…噛もうと殴ろうと何をしても良い…」
ウンスは、風呂の中でチェ・ヨンの首にしがみつき、あぐらの上に座ると彼に身体の全てを預け、痛みを逃がそうと努めていた。
「はぁくっ!はぁ…チェ・ヨン…さっきよりはだいぶ良いの…やっぱりお湯の中だと痛みが少し和らぐみたい…ふぅ~…あのね…赤ちゃんが産まれて来るとき…はぁ…出血があるの…はぁはぁ…嫌だと思ったら出ていてね…」
ウンスの身体を支えながら、大きく息を吐き出し…零れおちそうな涙を逃がす…
「イムジャの血が嫌だなどと…ありえませぬ!ただ心配が増すだけだ。男など何も出来ず…すまぬ、イムジャ」
「ううん…あなたが、ふぅ~……い、急いで帰ってきてくれただけで嬉しいの…はぁ…ここに居てくれるだけで。テマン君は?どうしたの?」
「えっ!?あっ!?分からぬ…どうしたのであろうか…チュンソクに今後の指示だけ与えそのままチュホンに…でもテマンのこと、間もなく戻ってくるであろう」
ウンスはチェ・ヨンの身体から腕一つ分離れ…愛おしそうにチェ・ヨンを見つめるとゆっくりと唇を重ねていく。
「チェ・ヨン…愛しているわ。今ここで私を抱きしめていてくれてありがとう…ふぅ~そろそろ、う、産まれそうよ…」
チェ・ヨンは、向きを変え自分の膝に座ったウンスを後ろからギュッと抱きしめた…
ようやく子宮口が全開になった…ウンスはその腕を捉え、陣痛が襲うたびに力の限りに何度も力んだ!そして数回目の時…
「あ~~~~っ!! はっはっはっはっ…チェ・ヨン…一緒に…はっはっ」
二人はようやく出てきた赤子の頭を優しく捉え、次の陣痛と共に赤子の頭を一気に引き上げた…
一瞬のうちに、パッ~と湯の中が血に染まる…
ウンスが赤ちゃんの顔をお湯からあげ、しばらくすると元気に泣き出してくれた…
チェ・ヨンは二人を腕に抱き、震えているようだった…
おぎゃーおぎゃーと元気に泣き出す娘の声に、風呂場の外からわ~っと歓声が聞こえてきた!叔母様だけじゃなく、王様に王妃様…迂達赤のみんなやパク先生の声も聞こえてきたの。涙が溢れて止まらなかった…
産まれた我が子を胸に抱きながらチェ・ヨンを見上げると、微笑みながらその眸は潤んでいたわ…私たちを抱きしめ、何度も何度もありがとうと…
**************
__________(王様…この子の名付け親になって下さい…スジョンですか?はい…水晶と言う意味なのですね?ふふ…この国のため…あらゆる物を浄化していける子に育って欲しいです。王様、王妃様…素敵な名前をありがとうございます…)
こうして私は両親の愛情をいっぱいにうけ、産まれて来ることが出来ました…必ず幸せをこの手に掴んでみせます!母上のように…
もう戻らねばなりません…
無の世界へ…
赤子へと…







皆様、(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪
すでに落ちそうなはるです

眠い…
本日の小噺(笑)
昨日の娘と本屋での会話
みてみて!めっちゃ可愛いよね~
〇ーチジョン♥(某下着通販カタログ)
確かに可愛い…
でもあんたさぁ
最近必要ないんじゃないの?
彼氏いないし

彼氏が居ないからこその
勝負下着でしょ

ノ´▽`)ノオオオオッ♪
なるほど

私は中学生の頃から
下着は
上下セットをつけさせてます

でも自分は最近適当

救急車で運ばれたらどうしようと

考える私でした








アホな親子の会話でした

ごめんね

大人しく寝ます

コメ返は明日へと続く

申し訳ないですヨン

アメンバーの申請ですが
まだ違う方がいらっしゃいます
ブログの記事「アメンバーについて」を
よくお読みになってからお願いします
それから、何度もアメンバーの
申請をくれる中学生の男の子

ごめんね~~

大人になってから

申請し直してね



