空が燃える…
炎がバチバチと音を立て、天空に舞い上がり空を赤く染めていく…
チェ・ヨンの雷攻によって作られた道…そこにあった物が全て破壊され燃やし尽くされる…
一筋の風がその道を通る…
チェ・ヨンは、もう一度丹田に気を入れると曹操の居るであろうと思われる本陣に向け雷攻を放った!雷攻とともに風が流れ…炎がその中にすーっと飲み込まれていく…
その炎の勢いに曹操軍は、川へ飛び込み逃げるの者達が後を立たなかった。その者たちに向け数千の弓隊からは降りしきる雨のように、止めど無く矢が放たれる…
川が血の色に染まる…ウンスはその光景を見ていられず…チェ・ヨンの背に顔を埋め大きなため息をついた…
「イムジャ…さあ、俺の役目は終わりました。こちらへ」
と、ウンスの手を引き自分の腕の中にウンスを包み込むように抱き寄せる。
「あなたの雷攻…本気を出されたら凄まじい勢いですね、チェ・ヨン殿…やはりあなたは恐ろしい…是非とも我が軍に残ってもらいたいものだが…」
「周瑜殿、それはお互い様であろう…あなたも…あなたの軍もさすがと言えよう。ここの兵は皆、勇敢で己の役目を各々がわかっている良い兵達である。戦とは…周瑜殿も孔明殿もわかっておると思うが…人数で決まるわけではない…風が変わったな…そろそろ我らはここを立たねばならぬ。天門が閉まっては二度と帰れぬかもしれぬ…本当に世話になった」
凄まじい轟音が鳴り響く…
「そうですか…名残惜しいですが仕方ありませんね…お二人の荷を積んだ小舟が、この船に用意してあります…岸辺には馬も備えてありますので…お気を付けて。」
「ああ、何から何まで済まなかった。孔明殿…あなたからは学ぶ事が多かった。礼を言わせてくれ…ありがとう」
「あっ!私からも…お二人共本当にありがとう…最後に一つだけ…これから長く国は三つに分かれるわ…二人がその立場を反する時もくる…でも、一つだけ覚えていて欲しいの…争いからは何も生まれないわ。哀しみが増えるだけよ。今のまま…二つの国は同盟を組んでいたら良いんじゃないかしら。だってお二人とも…とても楽しそうよ…国は大きいから良いというものでもないでしょ?そこだけを見据えたらだめなの…天の神様の占いよ!ふふ」
二人は笑って顔を見合わせていた。
「ええ、あなたのおっしゃる通りです…そうですね…同盟の件考えてみます…ん?何?曹操の船がこちらへ?」
「はい!一番大きな本船がこちらへ参ります!下がりますか?」
「いや…このまま突っ込め!手間が省けるというものだ!お二人はどうされる?奴に一泡吹かせますか?」
「いや…イムジャがおるので止めておこう…では勝利を願っている」
「お世話になり…!きゃぁ!」
孔明がウンスの手を引き抱き寄せた!チェ・ヨンはウンスの手を掴んでいたのだが、腕の痛みを知っていたので無理に引き止められず、ギリギリのところで手を離してしまったのだ。ウンスの両腕には手綱の痕が、蛇のように巻きついていたからである。
「孔明殿、その手を離してくださらぬか。あなたを斬りたくはない」
静かではあるが…その身体が青白く見えるほど怒りを秘めていた。
「もう!孔明さんたら冗談にも程があります!離して下さい!」
「これは失礼…しかし別れの挨拶をしたまで…ウンス殿が華佗や…いや今は本名の華杉ですね…その華杉や小喬殿にされていたのを真似ただけです。ウンス殿…これからはあなたが華佗と呼ばれるのですね」
「私は華佗なんかじゃない。ただのユ・ウンスよ!あの人ったら真面目なのよ!あなたは私の師だから、華佗の名をあなたに…なんて。それにこんなに長くハグしてなかったわよ。少し…だったわよね?チェ・ヨン…?」
「全く、あなたときたら油断も隙もない!あれは挨拶ではないと何度も!あ~!もう早く天門へ参ろう!」
「は~い…」
その時、チェ・ヨンが自分の体を盾にしてウンスを腕に庇い、鬼剣に手をかけ飛んできた矢を弾き飛ばす!
怒りをあらわにした曹操が、矢の攻撃範囲に入ってきた…
「お前たち!私をコケにしてくれおって!許さん!女!お前も殺す!」










「お前たち!私をコケにしてくれおって!許さん!女!お前も殺す!」










皆様、こんばんは

日曜日
なんでこんなに終わるのが早いんだろ
あっという間に終わってしまいました
(´Д`)ハァ…
今日…2月2日は
なんと
にゃん
にゃん
の日だそうです
N様がH様のおウチで
おっしゃってました

なんでこんなに終わるのが早いんだろ

あっという間に終わってしまいました
(´Д`)ハァ…
今日…2月2日は
なんと
にゃん
にゃん
の日だそうです
N様がH様のおウチで
おっしゃってました

(結構な確率でわかりそう(ΦωΦ))
2月22日もだそうです

今月はバレンタインデー
もあるし
明るい
家族計画を
では皆様
おやすみなさい






