パラレルワールド 22 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

その日、陽も明けきらぬ早朝…二人は20隻あまりの小舟を伴い、煙のように後から後から立ち上る…一寸先も見えないような真っ白な霧に覆われる中…対岸の曹操軍へ向かい、水面を音もなく滑り出した…



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3日前のこと…

「周瑜さん、少しお話したいことがあって…出来れば小喬さんもご一緒に」

「小喬に何か?それとも赤子の事でしょうか?」

「…ここでは人も多いですし、彼と後ほどお宅へ伺っても?もう少し皆を治療してから伺いますから。そんなに心配しないで。まだ生まれるまでひと月あると伺いましたし…」

「…わかりました。今日はうちへお泊りください。食事の用意もさせておきます」

「はい、そうさせていただきます。チェ・ヨン行きましょ?」

「あっ…チェ・ヨン殿、先ほどの技は何と言うのでしょうか」

「ああ…雷攻と申す。体内の気を自在に操り、集めた力を一気に解き放つ事が出来るのだ…俺は五感の機能を何倍にも高める事が出来る。そして己の体内に流れる気を稲妻に変える力を持っているのだ」

「そうなの?私も知らなかった…雷攻って何かなってずっと不思議だったのよ」

「気…ただそれだけの力ですか?この国にも気功と呼ばれる物はあります。ですがあなたのような力はない…あなたは恐ろしい方だ…やはり刀などあなたには必要なかったのですね…」

「刀、弓に槍…何も無ければ拳も使う。雷攻は最終手段である」

「ふっ今度気の使い方をご教授頂きたい…私も気功には少々詳しいのですよ…」

「ああ…いつまでここに居るのか分からぬが…その間は世話にならねばならぬ。俺で出来ることはさせて頂きたい」

「では先に戻っております…後ほど」


ウンスとチェ・ヨンが診療所へ急ぐと、まだたくさんの兵達がウンスを待っていた。治療を終えたのはすでに丑の刻…

「華佗さん…痛みはどう?」

「はい…まだ少々痛みますが熱などは出ていないようです」

「そう…良かった。化膿止めにセファレキシンを使うわね…少し痛いけど我慢してね。抜糸…人の体ってね、こうやって縫い合わせるとくっつくのよ?不思議でしょ?そうね…5日もすれば傷は塞がるはず。この糸を切るのは、傷が完全に塞がった5日後ね」

「はい…ウンス様…本当に何から何までありがとうございます…私は…これで疫病で死んだとしても…あなたの神業のような医術に出会え幸せでございました…思い残すことはございません」

「何言ってるの?だめよ!気持ちを強く持って!まだ疫病になったと決まった訳じゃないんだから…」

「…わかりました。私は生きて…しっかりとあなたの医術を明日へ伝えていきます」

「ええ…その言葉忘れないで!それじゃあまた明日…」


*************


チェ・ヨンとウンスが周瑜の家に着くと、こんな時間なのに二人は起き出し共に食卓についてくれた。

「遅くなりすまなかった」

「いえ…我が兵たちの治療のためですから…ありがたきこと」

「早速ですが…ウンス様…お食事を召し上がりながらで良いのですが…私に何か病でも?」

お腹を押さえ、心配そうに小喬が聞いた。

「いえ…病ではありません…小喬さん、赤ちゃんですがどこがよく動きますか?」

「そうですね…下腹が押されるように動き、ふふっ痛い時もあります。本当に元気な子で…」

「…小喬さん、赤ちゃんは普通頭を下に生まれてくるのです…ですが小喬さんの赤ちゃんは逆子…私たちと同じ立った姿勢でいるので、足で下腹を蹴るんです」

「ああ…そうなのですか?それが何かいけないのでしょうか?」

「はい…普通に出産するのはかなり難しいでしょう…難産になることが多く…骨折の可能性もあります…でもまだひと月あるのですよね?逆子を治す体操で治るかもしれませんから、あまり心配しないで。可能性の問題なのです…」

周瑜と小喬は不安そうに顔を見合わせる。
「ウンス殿、小喬と赤子は大丈夫なのであろうか…」

「まずは逆子を治すことから頑張りましょう!そんな顔しないで…ここにも産婆さんはいらっしゃる?私、専門じゃないから産婆さんに教えてもらいたいこともあって…」

「ええ…明日にでも呼んでまいりましょう」

4人は、昔からの友人のように酒を飲み、食事をした。話すことは多岐にわたり、無口なチェ・ヨンが珍しく、周瑜と戦術や剣技について笑いながら語らっていた。

「明日手合わせ願えるか?どうしてもあなたとは一度刀を交えたい」

「ああ望むところだ」

「チェ・ヨン嬉しそうね。高麗ではあなたにこんなこと言う人いないしね…」

「高麗…と申すところから来られたのか?いや…もうどうでも良い。あなた方が信用に足る人物であると良く分かりました。小喬を頼みます。それからチェ・ヨン殿…あなたに頼まれた物は明日には準備出来ましょう。その代わり…矢を10万本の約束は忘れないで貰いたい」

「ああ、武士が一度申した約束である。必ずなんとかしよう…」


*************


二日後のこと…

「どうだ、明日の朝は?」

「ええ、天の川に大蛇のごとき雲あり…決行は明日の朝が良いかと」

「そうか…そなたには色々世話になったな。すまなかった」

「いえ…まだ礼など…明日が勝負です。気を抜かずに」

「ああ…そうだな」

遠くから治療を終えたウンスが、二人の元に走って来た。

「二人共、聞いて!華佗さん、疫病の症状が出ないの!良かった…もしかしたらセファレキシンが効果があったのかもしれない…この時代にはない抗生物質だから…疫病にも効いたのかも!他の人達にも試してみるわね!」

と、ウンスがまた嬉しそうにチェ・ヨンと孔明に手を振り、走って診療所へ戻って行ってしまった。

「本当に楽しいお方だ…でも残念かな…あなたしか見えておらぬようですね…」

「ふっ…そなたの事は嫌いではない。だがあの方に何かしたら迷うことなく斬る。その覚悟だけはしておいてくれ」

「ええ、わかっております。ここ数日のお二人を見ておれば…では明日…ここでお待ちしております」




アオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラアオキラ

皆様、こんばんはガクリ(黒背景用)

またしても夜更かし鯛あはるですかお2

ルーシーという映画

観てたら遅くなりましたorz


今日は娘の誕生日はぁと

今でも覚えていますが

ワインをしこたま呑んだ次の日に

生まれましたサー・・・・ッ

マジです…顔に縦線2




そして当の娘の、なうは!!

友達にケーキをぶつけられに

呼びだされ出かけましたふっ・・・

これ…

友人間の恒例でえ

本物のケーキをぶつけられるのです爆

(それ用の食べられないやつ)

まあ人にもやっているので

自業自得っす・・・フッ

おっ!!

今髪の毛ベトベトで帰ってきましたあ

Tバックの真っ赤なTバック

もろうて帰ってきましたよなにっ!?

誰が履くんじゃ( ゚д゚)ヴォケ!!とブチブチ

本人騒いでおりましたブチッ

あとアルコール度数96%のウォッカ爆

これね…冷凍室に入れても凍らないんです汗

知ってました?

やばい・・・・

こんな時間(´Д`ι)アセ

もう寝ますね354354

おやすみなさい居眠り





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