「何?本当に華佗がまだ生きておるだと?首を斬りあのように血が吹き出したというのにか…船に乗せた折は虫の息だと聞いたのだが…あの首を繋げるとは…!私の腹も既に痛まぬ。本当にあの女は天より使わされし神なのか?!いや、もはやそのようなことはどうでも良いわ!小喬などより余程あの女が欲しいというものだ…欲は人を若返らせる!必ず我のものにしてくれるわ!」
曹操が華佗を斬ってから5日が経った…
二人は華佗を伴い荊州の軍営地を離れ、曹操の乗る大型の船へ乗せられて長江を下口へ移動中であった…
その船の数たるや!初めて見たその光景に、ウンスは呼吸をするのも忘れてしまうほどであった…チェ・ヨンでさえ驚きをかくせなかったのだ…
やはりこれから赤壁の戦いが始まるのね…何十万人もが犠牲になった戦。止められない戦が始まる…いえ…もう始まっている。ここにいたら危険だわ。早く逃げないと…何故こんな事に…。
「華佗さん…痛みはどうかしら?まだ痛む?」
「いえ…ウンス様、もうほとんど痛みもありません。本当になんとお礼を申し上げて良いものか…」
「またそれなの?良いのよ!お礼なんて。医者が人を助けるのは、当たり前のことでしょ?」
「ですが…」
「そんなことより、あなたにもっと医術を教えないといけないの」
「はい!もちろんです…ウンス様の医術には本当に驚かされてばかりで…」
「あとは外科的な事だけなんだけど…どうしようかしら」
「イムジャ!また呼びに来たようです!」
「失礼します!丞相がお呼びです!おいで下さいませ」
「はぁ…また?わかったわ…華佗さん少し待っていてね。チェ・ヨン行きましょう」
「華佗さん…痛みはどうかしら?まだ痛む?」
「いえ…ウンス様、もうほとんど痛みもありません。本当になんとお礼を申し上げて良いものか…」
「またそれなの?良いのよ!お礼なんて。医者が人を助けるのは、当たり前のことでしょ?」
「ですが…」
「そんなことより、あなたにもっと医術を教えないといけないの」
「はい!もちろんです…ウンス様の医術には本当に驚かされてばかりで…」
「あとは外科的な事だけなんだけど…どうしようかしら」
「イムジャ!また呼びに来たようです!」
「失礼します!丞相がお呼びです!おいで下さいませ」
「はぁ…また?わかったわ…華佗さん少し待っていてね。チェ・ヨン行きましょう」
あれから曹操は、頭が痛い、腹の傷が痒い、お茶はどうかと用もないのにウンスを呼びつけるのだ。チェ・ヨンもその真意を図りかねていたのだが、ウンスの側から片時も離れることはしなかった。この、曹操と言う男を全く信用していなかったからだ。
***********
「今度は何の用ですか?抜糸は済んだでしょ?もう普通に生活して大丈夫よ」
***********
「今度は何の用ですか?抜糸は済んだでしょ?もう普通に生活して大丈夫よ」
「そう怒るでない。そなたに頼みがあるのだ…此度の戦で怪我人が多数出ており、先程戻ってきたのだが…診てはくれぬか?」
「ええ…もちろん良いわよ…それでけが人は何処?」
連れて行かれたその先には、刀傷や矢傷を負った者たちが所狭しと寝転んでいた。しかも皆初めて乗る船に酔っており、あちこちに吐瀉物がある…
何かが腐った様な匂いが部屋中を覆い尽くしていた。
この船は大型船なので揺れも殆どなく川の流れも緩やかで、船の苦手なウンスでも酔わずに済んでいたのだが…
ウンスはチェ・ヨンや他の医者にも手伝ってもらい、重傷の者から順に処置をしていったのだが、数人ウンスでも助けることが出来なかった…全て終わった頃には外は陽が落ち真っ暗になっていたのである。
ウンスはチェ・ヨンや他の医者にも手伝ってもらい、重傷の者から順に処置をしていったのだが、数人ウンスでも助けることが出来なかった…全て終わった頃には外は陽が落ち真っ暗になっていたのである。
ようやくひと段落ついたと思ったその時、もう一部屋…そちらには病人が集められているので診て欲しいと言われ行ってみるとそこは…更に酷い有様であった。
ハエが多数飛んでおり、不衛生極まりない部屋の中…みな酷く苦しげな荒い呼吸で咳をしている。高熱があり腹や頭の痛みが酷いようだ…下痢をしているものも居るようであった。
ウンスは思いあたる事があり、胸を開いてみるとピンク色の斑点が出ている。中には息絶えている者もいた。これは…
「チェ・ヨン!あなたは出ていて!他の人も一旦ここを出て下さい!出たら清潔な衣類に着替え手洗いをして!良いですね?」
「イムジャ!なにゆえ?俺は残ります!」
「だめよ!これは恐らく腸チフス…疫病よ!私はワクチンを打ってあるから伝染らないから大丈夫なの!お願いだから入らないで」
ウンスは思い出していた…三国志…赤壁の戦いでは多くの疫病で亡くなった者がいたという事を…
この時代、戦死した者達はそのまま放置したり、川に流したりしていた。もちろん80万人分の排泄物も同様である…ハエやネズミを媒体とし様々な伝染病が広がってしまうのも当然の摂理…川から汲んだ飲み水の煮沸もせずに飲んでいるのだから、病気にならない方がおかしい。
どうしよう…ここは船の上。遺体を荼毘に付す事も出来ない…1艘の船に隔離するしかないか。ウンスは曹操の元へ走った。
「チェ・ヨン!あなたは出ていて!他の人も一旦ここを出て下さい!出たら清潔な衣類に着替え手洗いをして!良いですね?」
「イムジャ!なにゆえ?俺は残ります!」
「だめよ!これは恐らく腸チフス…疫病よ!私はワクチンを打ってあるから伝染らないから大丈夫なの!お願いだから入らないで」
ウンスは思い出していた…三国志…赤壁の戦いでは多くの疫病で亡くなった者がいたという事を…
この時代、戦死した者達はそのまま放置したり、川に流したりしていた。もちろん80万人分の排泄物も同様である…ハエやネズミを媒体とし様々な伝染病が広がってしまうのも当然の摂理…川から汲んだ飲み水の煮沸もせずに飲んでいるのだから、病気にならない方がおかしい。
どうしよう…ここは船の上。遺体を荼毘に付す事も出来ない…1艘の船に隔離するしかないか。ウンスは曹操の元へ走った。












皆様、こんばんは

本日全く頭が働かず

申し訳ございませぬ

寝すぎて脳みそ腐ったな

ヨンの出番が

少なくてごめんね

でもいつも必ずウンスと一緒に居るのよ

前に後ろに左右にね
(上下にはいません
)

(上下にはいません
)皆様の妄想に頼ります~

怒らないで~~


疫病の場面
必要なんだけど
サラッと流したかったの

なので、登場人物少ないです

明日は娘の成人式です

美容院は10時からなので

余裕です
写真アップしっちゃっても
良いですか~
バカ親です

写真アップしっちゃっても
良いですか~

バカ親です

母、マスクで頑張りますよ

では、また寝るかも~

何日分寝てるんだろ

おやすみなさーい


