「テマン!俺の命令がきけないのか!」
「お、俺は迂達赤じゃないから」
「はぁ…くそっ!で、大護軍は何と?」
「は、入るな。暫く待機していろと」
「中には医仙様も一緒におるのか?」
「はい。そうだと」
「……トクマン!お前が行ってこい!」
「え~?なんでいつも俺ばっかり…」
「迂達赤の隊長としての命だ!」
「こういう時だけ…いてっ!!わかりました、行ってきますよ…ったくもう…だってそういうことでしょ?めでたいじゃないですか…少し気をきかせて二人だけにしてやれば良いのに…あ~もう行きますって!はぁ~う、ううん」
トクマンが少し離れた所に身を隠すチュンソクとテマンを恨めしそうに見ながら、2人の泊まる離れの宿の戸を叩こうと拳を作ると、
「トクマン!もう少し待っておれ!直ぐに参る!皆、朝餉は済ませたのか?」
「はい!皆済ませ、待機しております!」
「済まぬな…イムジャの体調が優れぬのだ」
「はっ!お待ちします!」
トクマンが溜息をついて振り向くと、真後ろに二人が来ていた。
「うわぁ!びっくりした!何ですか!?二人とも!」
「医仙様は体調が優れぬのか…大丈夫であろうか…」
トクマンはきっと大丈夫ですよと意味有りげにニヤッと笑う。
********
「イムジャ…大丈夫ですか?体調が優れぬと言うておけば問題はないかと。さぁ」
「ねぇ…私変じゃない?みんなに気付かれないわよね?夫婦なんだからまぁ…良いんだけど…別に何が変わった訳じゃないもの…大丈夫よね?」
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「イムジャ…大丈夫ですか?体調が優れぬと言うておけば問題はないかと。さぁ」
「ねぇ…私変じゃない?みんなに気付かれないわよね?夫婦なんだからまぁ…良いんだけど…別に何が変わった訳じゃないもの…大丈夫よね?」
チェ・ヨンの首に両手を回しながら恥ずかしそうに尋ねた。
「ふっ…イムジャ…全員が気づくはず。その首筋に…胸元にも…」
「ふっ…イムジャ…全員が気づくはず。その首筋に…胸元にも…」
それに…イムジャから漂う、昨日までとは異なる隠しようのない色香が、奴らの目を引くことは間違いないでしょう…迂達赤にそんなボンクラはおりません…この方は気付いておらんようだ…その辺の妓生などより余程…艶めかしいと言うのに…全く、危なくて目が離せんな…
「えっ!?あっ!もう…やだ!チェ・ヨンたらこんなところまで…ねぇ、知ってる?キスマーク付ける男の人って、この女は自分だけのものだって言う独占欲の強い人なのよ?」
「えっ!?あっ!もう…やだ!チェ・ヨンたらこんなところまで…ねぇ、知ってる?キスマーク付ける男の人って、この女は自分だけのものだって言う独占欲の強い人なのよ?」
「独占欲もなにも…イムジャは俺のものです。違いますか?他の男があなたに触れようものならば、斬り捨てるまでの事」
「まさかそれも本気?」
「もちろんです」と、ウンスに微笑みかける。
チェ・ヨンはウンスを抱いたまま戸を足で蹴り開く。
離れの外では迂達赤とスリバンの3人が立ち並んでいた。
皆…昨夜、何があったか…一目で分かった…
息を飲むほどに変わった…
確かに医仙様からも、全てを大護軍に預け、頼り甘える素振りがその表情や仕草から見受けられた…
しかし…何より大護軍の顔が…
初めて二人を見たときの大護軍の微笑む顔も、迂達赤にとっては大きな衝撃だったのだが…
しかし今…鬼神と呼ばれ、高麗にこの人ありと恐れられている武士「大護軍」が、女人を恋い慕うだけのただの一人の男にしか見えなかったのだ…
常に笑みをたたえた眸は医仙様だけを映し、その腕は医仙様だけを守る…
大護軍から溢れ出る…医仙様への燃えるような情炎を目の当たりにし、チュンソク以下、迂達赤の皆は改めて天より戻りし医仙様の存在に感謝し、王族同様に御守りすると固く心に誓うのだった。
「皆、待たせてすまなかった!では出立!おい、テマン!」
「はっ!」
「イムジャが体調が悪い…ここの宿に言うて、一番良い褥を買ってきてくれるか?馬車の座に敷いて差し上げたいのだ」
「わ、わかりました!」
「チェ・ヨン…ありがとう」
と言うと、俺のせいですからと微笑むチェ・ヨンの胸に頭を預ける…
男達は見て見ないふりをしていたのだが、ファジャだけは、
「はっ!やってらんないね!そんな腑抜けになって女1人守れんのかい?大護軍さん」と釘を刺すことを忘れない。
すぐにテマンが戻り、ようやく開京に向けて出立することとなった。
二人は走る馬車の中で、チュンソクの用意してくれた饅頭を朝餉に食べていたのだが、すぐに馬の嘶きが聞こえてきた。何事かと思う間もなく、止まってしまった馬に、惰性で動いていた馬車がぶつかったようで、かなりの衝撃があった!チェ・ヨンが慌ててウンスの腰に手を回し、椅子から落ちないように抱き止める。
「イムジャ!無事ですか!?」
「ええ!あなたのお陰で大丈夫よ…あぁ、びっくりした!どうしたのかしら?」
「ここでお待ちを!見てきます!」
「イムジャ!無事ですか!?」
「ええ!あなたのお陰で大丈夫よ…あぁ、びっくりした!どうしたのかしら?」
「ここでお待ちを!見てきます!」












皆様、おはようございます

朝からアップで

驚いてますか?

私が一番驚いてます



眠いです

コメ返もう少しお待ちくださいね~
それから
業務連絡です( ー`дー´)キリッ 

昨夜アメンバーの申請を
して下さった方の中に

メッセージのなかった方が

数名いらっしゃいます

コメント欄でも何でも良いです

何十代ですとご連絡下さい

よろしくお願い致します

昨日はお話書いていて

灯油を買いに行くの

忘れました
寒いヨ~~ン

では

弁当やっつけてきます

今日も一日アジャ

