34.慶福 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

「う~~ん…」
ウンスがチェ・ヨンの腕の中…寝返りを打つ。寒いのだろうか…ぴったりと滑らかな裸体をくっ付け、チェ・ヨンの足に自分の足を絡めて暖を取ろうとしている…

チェ・ヨンは、ほんの一時…今までない程深く、泥のように眠り、腕に抱くウンスの気配で目を覚ました…眠る時が惜しい…隣で安らかに眠るこの世で一番大切な妻、ウンス…目尻を綻ばせ見つめていた。本当に天女ではなかろうかと思えるほど美しい軀の線を、そっと指でなぞる。

くすぐったいのか…時折もぞもぞと動きチェ・ヨンに甘い吐息を吐きかける。

飽くことなくその双眸でウンスを愛で、そして髪に…瞼、頬…唇に…肩にと唇を這わせ、そっと起こさぬように指で触れてみる…。

まだ、先程までの事が信じられない自分もいたのだ…自分の触れたその先で、ウンスが悦びの声をあげ、啜り泣き…自分に縋り付き一つに溶け合う…夢ではなかろうかと何度も思った…思い出しただけで、己の中の男が張り詰めて来るのがわかる。

我慢できず触れようとしたその時…

「テマン!開けるな!何だ!?」

「い、いえ…大護軍!あの…そろそろ出立のじ、時刻かと」

「そんな時刻か?すまん…暫し待機せよ!」

「はい!大護軍!」


もう少しこのままで居たかった…

ウンスに触れていたかった…

しかし、これ以上皆を待たせるわけにもいかん…

初めての朝…優しくウンスを目覚めさせたい…

少し開いている唇をそっと指先でなぞり、頬に口付ける…

「イムジャ…イムジャ…起きて下さい…そろそろ出立せねばなりません」


「う~ん…おはよう…もう…起きるの?あ~やだ…声が出ない…あと…少しだけ…このままでいたい…」と、チェ・ヨンに更に軀を押し付けてくる…

「イムジャ…俺とて…ですが、もう皆が待っておるので…」

「そうなの?残念ね…あっ!そうだ…おはようで思い出したわ。ふふ、あのね…結婚したらしなければいけない、天界のルー…決まりがあるのよ…聞きたい?何かと言うと…おはようやお帰りなさいの挨拶の時にね、口付けをするの…きっすと言うのよ。後は、はぐね。こうやって軽くきゅっと抱き締めるのよ…わかった?」


「日に何度しても良いのですか?その…挨拶の度に口付けやイムジャを腕に抱いても?」

「もちろんよ…いや?」

「そのように心踊る約束ならいくらでも誓いましょう…」

ウンスはごそごそと動き腹這いになると、チェ・ヨンにチュッとキスをした。

「おはよう…こんな感じね、ふふ。さぁ、服を着ないと…」

すると、チェ・ヨンはウンスの髪に指を絡ませ引き寄せると、時間をかけ狂おしい程の口付けをする。ウンスはたまらず、チェ・ヨンの胸を叩く。

「もう!これは挨拶のきっすじゃないわよ!」

「だから、言うたではありませんか。イムジャの事しか考えられなくなるから危険だと…」

「もう…ほら、みんなを待たせてるんでしょ?行かないと」

寝台から立ち上がろうとしたウンスだったが、よろけて座り込んでしまう…

「イムジャ!どうしましたか?」
チェ・ヨンが慌ててウンスを支える。

軽くチェ・ヨンを睨みつけながら
「腰に力が入らないの!あなたったら…もう、どうしよう…」

「…そんな事なら、歩かずとも俺が抱いていけば問題はないかと」

「本気?」

「もちろん…」
二人は、顔を見合わせ声をあげて笑いあった…

最後に自分の笑い声を聞いたのはいつだったろうか…これからは、この方と共に悦びも哀しみも分け合えるのだ…チェ・ヨンは、喉に突き上げてくるような幸福感を噛み締めていたのだった…












皆様、おはようございます~

まだ、新婚さん布団から出てませんよ

だってこの二人が

もっとラブラブしていたいと

言うもので

もう少しだけ

いちゃいちゃさせてやって下さいね



そして、りえ様のシンイで年越しのお話

私もりえ様同様

数本を時間をあけて

連続でアップするつもりでおりまして…


必死に書いてます

ここで言っちゃえば

やるしかないのでカミングアウト

でもまだ3話です

何話になるか

未定です

その前に…書き終わるかな

終わらなきゃそのまま

続く~~にすれば良い

誰か…良いって言って~~

相変わらず適当ですまぬ…

皆様…

飽きずに読んでね

大掃除はお早めに



お前がだよはる

うぇ~~ん

誰か掃除に来て~~


では、アンニョン





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