ウンスの頭を起こさぬ様、そっと腕から外し枕の下の小刀に手を掛ける。左手はいつでも雷攻が放てるように気を巡らせる。
ん…この気配は…
ージオン!勝手に入るな!殺すところだ!服を着るまで外で待っていろ!
ー良いじゃないの。ご褒美に見せてく……。
ドスッと小刀が、ジオンの顔、ギリギリを掠める。ウンスも、昨夜のまま裸体で寝ているのだ。いくらジオンが女に興味なかろうと、部屋に入れるわけにはいかない。
ー出ろといったはずだが…。
ー……はいはい。早くしてね。
ーそれで、何かわかったのか?
ー逃げた奴らを追いかけたら、あいつらの隠れ家見つけたわよ。そこに女人と綺麗な男の子達もたくさん捕らえられていたわよ。
ーやはり……。金貸のパクの家か?それで奴らもそこに?
ーいいえ、パクの家とは違うわよ。かなりの人数いたわね。同じ格好した奴らが。
ーそうか…。では、明日…いやもう今日だな…攻撃を仕掛ける。準備しておけ!甲と乙を使う。禁軍も選りすぐりを50名ほど頼むとチュンソクに伝えてくれ!迂達赤の宿舎に集まるようにと。
ー人使い荒いわね~。まぁ良いわ。じゃ後でね…。
しばらくチェ・ヨンは、考えて居た。イムジャを残して行くか、連れて行くか…。どちらも危険なのだが…。本人に問えば行くと言うに決まっている。
チェ・ヨンはウンスに口付けをしながら起こす。
ーイムジャ、起きて下さい。出かけますよ。
ーう~ん…まだ、暗いじゃない…どこへ行くの?
チェ・ヨンの首に手を回し、kissをねだる。
ーイムジャ、俺を誘わないで頂きたい…。昨日の奴らを捕らえに参りますよ。イムジャは狙われて居るので、ここにおるより、俺が守った方が安全かと。
そう言いながら布団をはいだ手は妖しくウンスの身体を撫で回す。
ーえっ!行く行く!ちょっとチェ・ヨンだめだって…。ほら、早く行かなきゃ!
もう、またその顔?今度は本当にだめよ!事件が解決したら、朝まで付き合うわ。ねっ?
ー朝まで…本当ですね?約束ですよ。
では、これに着替えて下さい。
にやけた顔でウンスに迂達赤の鎧を渡す。
ー男の格好で行けと言うことね?わかったわ!でも、暑そうね…。中、1枚でい…
ーダメです!ちゃんと着て下さい!
ーは~い…
着替え終わった2人はチュホンに跨り、迂達赤の宿舎へ急ぐ。そこにはすでに全員集まって居た。
ーこれから倭寇を捕らえに参る!皆も知っていると思うが奴らは毒も操ることができ、腕もたつ奴らだ。気を抜くな!
ーはっ!
皆の顔が引き締まる。
ー奴らは食料だけでなく、女を攫う。この国の者が加担しておるようだ。その者も誘き出すつもりでおる。そっちはジホとシウルに任せる。頼んだぞ!
ーはいよ!
ーそして奴らは医仙を狙っている。今回、置いて行こうと思ったが、俺の家など既に承知しておるだろう。故に連れて参る事にした。テマン、トクマン両側を固めてくれ。
ーはっ!
ー良し!では行くぞ!
















おはようござ…いや…こんにちは



今日は爽やかな良いお天気ですね

あまりお話に進展もなく申し訳ない

朝まで付き合うウンス…

言っちゃったよ…

行って来ますよ、コインランドリー

















皆様お祭り楽しかったですね

がっつりシンイに浸れたました

小説部門ランキング R様 2位でございましたね



嵐に……

では、お盆休み最終日、良い1日を


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