ー今は時間がないから…後で説明するわね!トクマンくん、刀を抜いてここに倒れて!早く!気を失ったふりをして居てね。わかった?私が必ず守るから…信じて!
そう言ってウンスは笛をトクマンに持たせ、足から小刀を抜いて、自分の腕を斬り血を流す。そしてトクマンの服も斬る。
ーうわぁ~医仙様!俺の血を幾らでも使って下さい!あーもう、やめて下さいって!俺、殺されます!
ーしっ!来るわよ!笛を口に当てといて!
ーおい!?誰か居るのか!?
ーこれは…医仙と護衛の迂達赤ではないか?
ーそのようですね。誰かに襲われたのでしょうか?医仙が斬られて血が出ております。こいつの方は服を…ここを開けたのは誰でしょうか…
ーおい!とにかく部屋へ運べ!
ーはっ!
ウンスは、ホッとしてした。ここへ来る時にチェ・ヨンにもらった笛…。あの笛を吹けば、スリバンが待機すると言っていた。こちらの状況を確認してから来てくれるから、早めに吹けと…。今はまだ来て欲しくないのだけれど…。
二人は男達に抱えられ、先程の部屋に運び入れられる。そして隠し部屋の扉を締めた。
ーもし、医仙殿、医仙殿。
男に揺り起こされる。
ウンスは頭を抱えながら、
ーいたたたっ、ここはどこ?
ー何があったのでしょうか?
ーいたっ、斬られてるの?私…どうしたのかしら…?店主さんは?大丈夫?まだ寝てるのね?
ーはい…。
ーあっ!トクマンくん!起きて?大丈夫?
ウンスはトクマンの耳元で、もう起きていいわよ。話を合わせてね。と言った。
ーうっ~~~~!いてて!
あっ、医仙様お怪我を?手を斬られておるではありませんか?大護軍様に殺されます~!早く治療して下さい!
ー私なら大丈夫よ。それでね、確か…店主さんの傷を縫い終わって、休んでいたら後ろから殴られたような…トクマンくんも?そう…。あら?テマン君が居ないわね?あと、もう一人私を家まで呼びに来た男の人はどこへ?
ー今、探して居るところです。先程の笛の音は?
ーあー俺たちの退却の合図です。意識を失う前に俺が吹いたのでしょう…。頭を殴られたので少し記憶が曖昧ですが…。それでテマンが居ないのかもしれません。
なかなか嘘がうまいわねなどと妙なところで、感心していたウンスでしたが…
急に辺りが騒がしくなり…誰か来てくれと外で騒いでいる。
この男達も、失礼と言って飛びだしてしまった。
ートクマンくん!今のうちに、さっきの隠し部屋からお金と大麻草の袋を持って来て!早く!
ーはい!医仙様、それより本当にその怪我なんとかして下さい!お願いしますから!
ーわかったわ、そんなに心配しないで。トクマンくんのせいじゃないし…。
ー大護軍にはそんな事言っても通じないと知ってるはずです!医仙様にお怪我などさせたら……。はぁ~~~~。。
そこへがたがたと、天井が開きテマンが戻ってきた。
ーい 医仙様!あ あいつが居ました!
ーあいつって?
ーむ 昔、キ・チョルの手下で、御史大夫だったチャ・ウンです!!い 今は貿易商をやって、い いると…明と取引が多いらしいです!そして、そ その部屋で チャ・ウンがみんなにキセルをす 吸わせて居ました!と 隣の部屋には、わ 若い女子が集められていて泣いていました……
ーやっぱり女の子達が…。
あいつか!覚えているわ!許せない!徳興君とも懇意にしてたのよね…。テマン君、チェ・ヨンに知らせて。スリバンが近くに居るはずよ。お願いね!
ートクマンくん、このおじさん、もう用無しだからグルグル巻にして、その部屋の奥に隠しておいて…。
水戸黄門…残り10分と言った所でしょうか
…次回、毎度お馴染みチャンバラシーンをご想像下さい
…次回、毎度お馴染みチャンバラシーンをご想像下さい
印籠
まであと少し
まであと少し
また付け足しちゃった

続き書こうと思ったけど
マイティソー観たい…

アナ雪もそのまま

観たい




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