向日葵 15 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

ー医仙様?なぜ笛を?

ー今は時間がないから…後で説明するわね!トクマンくん、刀を抜いてここに倒れて!早く!気を失ったふりをして居てね。わかった?私が必ず守るから…信じて!

そう言ってウンスは笛をトクマンに持たせ、足から小刀を抜いて、自分の腕を斬り血を流す。そしてトクマンの服も斬る。

ーうわぁ~医仙様!俺の血を幾らでも使って下さい!あーもう、やめて下さいって!俺、殺されます!

ーしっ!来るわよ!笛を口に当てといて!





ーおい!?誰か居るのか!?


ーこれは…医仙と護衛の迂達赤ではないか?


ーそのようですね。誰かに襲われたのでしょうか?医仙が斬られて血が出ております。こいつの方は服を…ここを開けたのは誰でしょうか…


ーおい!とにかく部屋へ運べ!


ーはっ!



ウンスは、ホッとしてした。ここへ来る時にチェ・ヨンにもらった笛…。あの笛を吹けば、スリバンが待機すると言っていた。こちらの状況を確認してから来てくれるから、早めに吹けと…。今はまだ来て欲しくないのだけれど…。


二人は男達に抱えられ、先程の部屋に運び入れられる。そして隠し部屋の扉を締めた。

ーもし、医仙殿、医仙殿。

男に揺り起こされる。

ウンスは頭を抱えながら、

ーいたたたっ、ここはどこ?

ー何があったのでしょうか?

ーいたっ、斬られてるの?私…どうしたのかしら…?店主さんは?大丈夫?まだ寝てるのね?

ーはい…。

ーあっ!トクマンくん!起きて?大丈夫?

ウンスはトクマンの耳元で、もう起きていいわよ。話を合わせてね。と言った。

ーうっ~~~~!いてて!
あっ、医仙様お怪我を?手を斬られておるではありませんか?大護軍様に殺されます~!早く治療して下さい!

ー私なら大丈夫よ。それでね、確か…店主さんの傷を縫い終わって、休んでいたら後ろから殴られたような…トクマンくんも?そう…。あら?テマン君が居ないわね?あと、もう一人私を家まで呼びに来た男の人はどこへ?


ー今、探して居るところです。先程の笛の音は?

ーあー俺たちの退却の合図です。意識を失う前に俺が吹いたのでしょう…。頭を殴られたので少し記憶が曖昧ですが…。それでテマンが居ないのかもしれません。


なかなか嘘がうまいわねなどと妙なところで、感心していたウンスでしたが…

急に辺りが騒がしくなり…誰か来てくれと外で騒いでいる。

この男達も、失礼と言って飛びだしてしまった。

ートクマンくん!今のうちに、さっきの隠し部屋からお金と大麻草の袋を持って来て!早く!

ーはい!医仙様、それより本当にその怪我なんとかして下さい!お願いしますから!

ーわかったわ、そんなに心配しないで。トクマンくんのせいじゃないし…。

ー大護軍にはそんな事言っても通じないと知ってるはずです!医仙様にお怪我などさせたら……。はぁ~~~~。。


そこへがたがたと、天井が開きテマンが戻ってきた。

ーい  医仙様!あ  あいつが居ました!


ーあいつって?



ーむ  昔、キ・チョルの手下で、御史大夫だったチャ・ウンです!!い 今は貿易商をやって、い  いると…明と取引が多いらしいです!そして、そ  その部屋で  チャ・ウンがみんなにキセルをす  吸わせて居ました!と  隣の部屋には、わ 若い女子が集められていて泣いていました……


ーやっぱり女の子達が…。
あいつか!覚えているわ!許せない!徳興君とも懇意にしてたのよね…。テマン君、チェ・ヨンに知らせて。スリバンが近くに居るはずよ。お願いね!

ートクマンくん、このおじさん、もう用無しだからグルグル巻にして、その部屋の奥に隠しておいて…。







水戸黄門…残り10分と言った所でしょうか…次回、毎度お馴染みチャンバラシーンをご想像下さい

印籠まであと少し


また付け足しちゃった

続き書こうと思ったけど

マイティソー観たい…

アナ雪もそのまま

観たい









にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村