あの時のウンス…10 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

何か彼を怒らせるような事…しちゃったのかな…。こんなに、毎日家に帰れないほど仕事が忙しい?
はぁ~?なんでこの所 帰ってきてくれないの…

初めて妊娠して、チェ・ヨンしか頼る人も居なくて…とっても不安なのに…。
医師だけど、今はただの妊婦なのよ?

これがマタニティブルーってやつかしら。小さな事で落ち込んで、小さな事で哀しんで…泣いて笑って起伏が激しいから、そうなのかもしれないわね。

典医寺に行ってみようかな…チェ・ヨンに皇宮で逢えるかもしれないし…




ウンスは、テマンに馬車の御者を頼み、典医寺にやって来た。


ーテマンくん、あ、あのチェ・ヨンはどこ?

ーえっと~あ~探して来ます!


せっかく来たのに逢えないのかな…。


あ~だめだ…。落ち込む…。突然来て、嫌がられたら?…やっぱり帰ろうかな…どこに…?帰る場所もない…



ウンスは、護衛もつけずにたった一人、典医寺を抜け出した…






その頃…

ーなんだと!?イムジャがこちらに?なぜ止められなかったのだ?!テマン!

ー…あ…あのように…か、悲しそうな顔をさ、されては…。だ  だめとは言えず…


ー悲しそうな顔を?  そうなのか?して、今はどちらへ?ゲホッ…

ーちょ  典医寺にいらっしゃいます。

ーわかった。コンコンッ…







ー医仙はどこだ?

ーいえ、だいぶ前にお一人で、出て行かれましたけれど。


ーなんだと?


ーテマン!イムジャを探せ!必ず見つけ出せ!  急ぐんだ!

ーはい!






その頃のウンスは、大きなお腹を抱え1人トボトボ歩きながら、もう自分はチェ・ヨンに必要とされては居ないのかもしれないと、勝手に落ち込んでいた…。

私…他にどこにも行く所がないのね…。
この時代の人間じゃないんだもん…当たり前か…。
チェ・ヨンに……逢いたいな…





ーイムジャ!!イムジャ!!
起きて下さい!!ウンス!?



ーあ……夢なの?…チェ・ヨンが居る……。


ーイムジャ!起きて!目を開けて!


ーチェ・ヨン…?ここは?


ー家です。イムジャは皇宮からここまで歩いて帰ったようです!どこか怪我は?

ウンスは首を振って、気だるい身体を起き上がらせ、その場を離れようと立ち上がる。

ーどこへ?

と、チェ・ヨンが腕を掴む。

ウンスは涙が溢れて来たが、それでも首を振るだけだ。

イムジャ!どれほど心配したと!とチェ・ヨンが怒った口調で言うと、声をあげて、子供のように泣き出した…。

これにはチェ・ヨンが困ってしまう…。


ーイムジャ…。泣かないで…。俺のせいですか?お願いですから、泣かないで…。 

と、抱きしめる。



ウンスは、毎日あなたに逢いたくて、抱き締めて欲しくて、隣に居ないのが本当に淋しかったのとチェ・ヨンに一生懸命話した。勝手な事して心配かけてごめんなさいと…。


ー本当に申し訳ない…。俺が全て悪かったのです。風邪をひいて熱を出してしまい、赤子がお腹におるのに、うつしてしもうては大変だと治るまで逢わぬようにしておれば良いと…。


ーうぅ…ひっく…

ー泣かないで下さい…

その後もウンスの涙は止まらず…

ーどうしたら泣き止んでくれますか…?
イムジャ?あなたにそのように泣かれると…

ーうわぁ~ん…ひっく…



ウンスが、泣き止んでくれるまで、オロオロするしかないチェ・ヨンは、もう二度と理由も言わず、家に帰らぬことはせぬと心に固く誓うのであった…。はぁ~…。








こんばんは星空

Manaeさんのリクエスト、壁ドンッ!逆バージョン…。

ウンスが詰め寄る場面…色々考えてみましたが、チェ・ヨンのような自分(ウンス)しか目に入っていないダーリン

浮気を疑う事もなく…お金に関してもしっかりしてる。詰め寄られると言えば、きっと病気か怪我を隠した時位?…かなと思ったのですが…。

それでもきっとチェ・ヨンの対応は、あっさりで、一番オロオロするのは、泣かせた時?かなと勝手に思った次第です。
スジョン妊娠中のマタニティブルーウンス私も良く妊娠中泣いてました

ちょっと違うか…。壁ドンッ!じゃないよね…
また、そのうち考えつくかも…なので本日はこれでお許しを~

















にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村