出逢い…15 | 信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

信義〜♪ 私の中の3巻…(シンイ・二次小説)

シンイの二次小説を書かせて頂いております。
読み終わった後に、心がほんわかあったかくなるような、物語を綴っていきたいです。

お父さんお母さん元気ですか?私達はとっても元気よ!赤ちゃんも8ヶ月にはいったところなんだけどね…実はね…んー
これは後で話すわ!ふふ驚かないでよ!

 

やっと完成したの!近衛隊の兵舎をモチーフにしたのよ。まあるい建物でね屋根がとんがってるの。雪が沢山降ってもすぐに落ちるし、形が可愛いから円にしちゃったわ。病院と学校、食堂に道場と薬の研究室、そして薬草園…真ん中に広い公園とベンチ。

公園には滑り台とシーソー、ブランコを何台かおいたのよ。きっとここからたくさんの子供達の遊ぶ声が聞こえてくるわ。本当にみんなに感謝の気持ちでいっぱいなの。何かお返しがしたくて、食堂で完成披露パーティを開いたのよ。

お昼から夜中まで!だってみんな勤務時間が違うでしょ?だから好きな時に来て好きな時に帰ってもらったの。チェ・ヨンにはその日まで徹夜で仕事頑張ってもらって、お休みしてもらったのよ。

可哀想な事しちゃったわ。でも、チェ・ヨンが居ない時に男の人達がいっぱい来たら大変な事になっちゃうでしょ?!それに約束だから、チェ・ヨンが居ないとお酒も飲めないし。大丈夫よ!8ヶ月だけど、そんなにたくさん飲むわけじゃないから、お祝いなんだもん、見逃して!

たくさんの友達がお祝いに来てくれたの。迂達赤のみんなやマンボ兄弟…美味しいおつまみ作ってくれて!もちろんスリバンの子達もよ。途中叔母様も、王様から献上されたお酒を持って来てくださったわ。

みんなが、お酒や青磁器なんかをお祝いに持って来てくれてね。友達って、本当に良いものよね。子供達も喜んでたわ!ミンジュンは私の膝の上、スジョンはチェ・ヨンの膝の…中ね、ふふ。あの子達もみんなにとても懐いていて、外の公園で遊んでもらってたわ。テマン君がとっても好きみたい。遊ぶのが上手いのよね。それにテマン君はお酒を呑まないし。つい頼っちゃうんだ。

子供達が遊びに行っちゃったらね、なぜか迂達赤のみんながしつこくチェ・ヨンにお酒をつぐの…。入れ替わり立ち代りよ。それも一番強いお酒だったわ。彼、お酒は普段飲まないんだけど、飲んだらめちゃくちゃ強いのよ。全く酔ってる気配もなかったけどね。


私の方は、うふふ、ちょっと良い気分になったから、昔忘年会でバカウケしたKARAのミスターを踊り付きで歌おうと思ったの!みんなの拍手の中、腰振りダンスを始めたら…ワントゥースリーフォー…の所までも踊れなかった…何故かって?もちろんチェ・ヨンが……。

スッと立ち上がって大きな身体でみんなから私を隠し、腕を掴んで小さな声で耳元で囁くの…こやつらを無事に怪我なくして帰したくば、これ以上はおやめ下さいって…チェ・ヨンて本当に可愛いでしょ?こうなるのはわかってたのよ。わざとやったの、怒って欲しくて…ふふ。私って変かな?だって彼の愛を一瞬にしてとっても感じられるのよ?すごいと思わない?

彼もこの日は終始とっても楽しそうにしていたわ。夜遅くなってようやくトクマン君とチュンソクさんが任務を終えて来てくれたの。その頃になると、飲まされ続けてたチェ・ヨンがコクリって居眠りはじめたの。

本当に珍しいけど、きっと徹夜続きで疲れてたのね。そのうち本格的に寝ちゃったの。ミンジュンとスジョンも遊び過ぎてチェ・ヨンの所で寝ちゃってて…。迂達赤もだいぶ帰ってしまって、あの2人とテマン君とあと数人が残ってて、小さな声でやった~!って言ってたの。

何がって聞いたら、今日はチェ・ヨンを酔わせて寝かせ、私に話をして欲しかったんですって!納得しちゃったわ。それで皆が飲ませに来てたのね…。みんなねテレビドラマなんてもちろん知らないから、話してあげた事があるのよ。本当にあったことのように喜んでくれて。

今回は、トキメキ星成均館スキャンダルの話をしてあげたら、とっても喜んでいたわ。え?なぜチェ・ヨンを寝かせないといけないのかって?私の事になるとチェ・ヨンが怖いからよ。ふふふ。

オンドルの温もりとお酒に酔った心地良さで、しばらくしたらみんな寝ちゃったの。かなり疲れているのね。休み返上で施工を手伝ってくれてたから。テマン君は飲んでないから起きててくれたの。

一緒に病院の方からお布団持って来るのを手伝ってくれる?とお願いしたら、医仙様が転びでもしたら俺が怒られますから、医仙様はこちらでお待ち下さいって。本当に良い子なのよ。待ってる間に私もオンドルが気持ち良くってチェ・ヨンの腕を枕にして寝ちゃったみたいね…。目が覚めたらチェ・ヨンが、家のお布団に運んでくれてたわ。
とっても楽しい夜だったの。まだまだ病院の方はオープンまで準備が必要だけど、そっちで持てなかった病院を高麗に作る事が出来たわ。私はこれからも勉強して、ジェネラリストを目指すわね。

見ててね!
お父さんお母さん!

子供が産まれたらまた手紙書くわね!



                     1361年3月    ウンス


ーウンスや、おめでとう。念願の病院が作れたのね。

ーそれも自分で稼いだお金だぞ!やっぱり俺たちの、娘はただものじゃないな。

ー誰に似たのかしらね…

ー俺だ!俺!

ー………。あなた。ウンスに叱られますよ……。うふふ!







あみいさんのリクエスト、う~ん…
  ごめんなさい…





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