ーあはははっ!隊長と医仙様、二人っきりだな!
ーほら!行くぞ!邪魔すんなよ!
ーおい!早く!
迂達赤の、みなは心の底から嬉しかった。
何事にも動じず、俺達を鍛える事以外は寝てばかりいた、あの隊長が医仙に惚れた…あの隊長が?!だっ!!
誰の目から見ても明らかだった。副隊長がうっかり口を滑らせるまでもなく、隊長の医仙様への想いは迂達赤の中では気付かぬ者など居なかった…(副隊長の口は任務以外では思いの他軽いのだった……)
迂達赤である俺達は、もちろん王をお守りするのが任務なれど、隊長の一挙一動を見るも、また然り…(いつ、撃が飛んで来るやもしれぬ…恐ろしや~!)
初めは、天界の呪いではと皆が思っていた…
あの隊長が、鬼剣を持つのもやっとの、か細い天界の女人に刺された…俺達、全員が一斉に襲いかかったとしても、勝てる気がしないのに…これは天の呪いに他ならなぬと噂になった。
その後、医仙様のお御足を皆で拝見させて頂いた時、隊長は医仙様を柱に追い詰め泣かせてしもうた…そしてテマンが言うには、その少し後隊長は一度死んだと…それを医仙様の口付けで息を吹き返したと…?それも呪いなのでは?
早く謝って呪いをといてもらえば良いのにと、何度も思ったものだ。それが実は……
それからというもの、隊長が立ち止まり、その視線の先を見ると必ず医仙様の御姿があった。
そして、隊長の顔には笑みが……!?
ぶるぶるっ!あのような隊長の顔は見たことがなく…!
初めに言い出したのは誰だったろう…
女人に詳しいトルベだったろうか…
隊長は医仙様にほの字だと…!
皆がトルベをあざ笑ったのを覚えている…。あちこちの良家の女子や、はたまた百戦錬磨の妓生達がどんなに誘いをかけても隊長は知らぬ存ぜぬを貫き通しておったのに…女子に興味がないのかと噂になっていたほどだ。そんな方が…?あの医仙様に自ら惚れたと…⁈
確かに医仙様はお美しい…。
そしてお近くに参ると花の良い香りが…。
このようなお方は二人とおらぬであろう。
俺達に対しても、気さくに話しかけて下さる。身近に武閣氏しか女人がおらぬ俺達には天女様にしか見えぬ…。
隊長にもズケズケと物を申す医仙様…俺達は隊長が怒り出すのではないかと心配していた時もあったが、見ておるとそれが心地良いように思える。もうその時点で隊長は惚れてしまっていたのだな…。うんうん。
俺達は見ておらぬが、医仙様が隊長の命を守るため、徳興君と婚儀をさせられそうになった際、隊長が乗り込み医仙様に口付けをしたそうな…!あの隊長が…!?
見とうございました~~っ!!
俺達、迂達赤の願いは一つです…
医仙様…俺達の隊長をどうかよろしくお願い申し上げます。
お幸せにして差し上げて下さい……。
おはようございます

雨のSUNDAY

やっとお休み

まだ眠いです~

今回は迂達赤編です

基本トクマン君です(笑)
私は、トクマン君の天然キャラが大好きなので

それにしても、チェ・ヨン カッコよすぎですね
何度見ても素敵
ため息ものです
何度見ても素敵
ため息ものです
では良い日曜日を…
アンニョン


にほんブログ村






