チェ・ヨンの腕を枕にし、彼の胸の中に後ろ向きに横になった。
チェ・ヨンは両手両足でウンスを包み暖めてくれる。
ーふふ、あったかい…
ーイムジャ、そろそろお話下さい。
ーどこから話したらいいかしら…
チェ・ヨン、私を連れてきた場所、覚えてる?
ーはい、忘れることなど出来ませぬ。
キラキラと光眩い世界でした。
ー何度か話したけど、あそこは天界じゃないの。この高麗から600年のちの世界よ。
私と貴方の子が出来たとするでしょ?
チェ・ヨンがウンスの顔だけを無理やり後ろに向かせ唇を奪う…
ーちょっとチェ・ヨンたら
ーすみません、つい嬉しくて…
ーそれでね、その子がまた子を産みってどんどん続いていくでしょ?多分8代とか9代先の世界よ。わかる?
ーはい。言われている事はわかります。
ー私の世界と言うか、時代ね?私の時代でも天に人は住んでないわ。宇宙船で月には行けるけどね。空は空。天の世界ではないの。(宇宙人はいるかもしれないけどね)
チェ・ヨンは私の身体をあちこち触りながら耳元で 返事をした。
ーそこから私は天門を貴方とくぐり、高麗へ来たの。あの天門は、私の時代と高麗を結び、時間(トキ)を移動するものよ。
わかるかしら?タイムトラベル知らない貴方には難しいと思うけど…
ー何度か聞いているので、なんとなくは理解できます。
ーそしてね、天門はここ高麗だけではなく他にも開いているみたいなの。
ーどういう事ですか?
ーキ・チョルの持っていた華佗の遺品、覚えてる?
ーはい。イムジャのもっていた手術道具と似ているものと、手紙、四角い箱のようなものでしたか?
ーそう…まず手術道具から話すわね……
