Listening NOW!《96》
昨年の日本レコード大賞、大賞受賞。
ニ連覇を達成。
バンドとしては、史上初の快挙とのこと。
ニ連覇と聞くと、やっぱり、1985年、86年を思い出す。
昨年は久しぶりに紅白を観ることができた。
ベテランから若手までお一人お一人それぞれがそれぞれに固唾をのむ歌唱、パフォーマンスだった。
ここが山場か、いやいやまだまだ、それぞれが目玉でそれぞれが山場の連続。
そんな印象だった。引き込まれた。
もう、いまさら、視聴率という数字だけでは考えたくない。
邦楽音楽ファンの一人としてそう思った。
世代のカリスマになるには、やっぱり、何かがある。
彼らもまた。
とにかく、気持ちが、キラキラと輝いていた。
そんなふうに眩しく見えて嬉しく思った。
いつまでも気持ち輝いていたい。
今年もサプライズ出演が噂された。
果たしてどうなんだろう。
そういえば、どうしてるんだろう。
久々に観てみたい、聴いてみたい。
そうゆう人が大半だろう。
『歌が上手い人』は、いくらだっている。
その中では、どうしたって見劣り、聴き劣りする。
と思う。
けれど、そのベクトルとは違ったところに歌がある。
そして、そんな歌が、そんな歌声が、やっぱり、私は大好きだ。
歌の上手さではなく、歌そのものを聴かせる。感じさせてくれる。
私にとって唯一無二。
届くところに、
届けたいところに、
届けたい時に、
届けたい歌を。
歌いたい歌を。
その歌声を。
そう思った。
ありがとう。