Listening NOW!《86》

中 森 明 菜
P O S S I B I L I T Y
あ · き · な が 熱 い !!
明 菜 の 中 に 無 限 の 宇 宙 を 見 た 。
[WPCL-13440/1盤]
1984.10.10.発売〈オリジナル盤〉
2022.12.21.発売〈ラッカーマスターサウンド盤〉

発売からもうすぐ40年なんだな。
直近のシングル2曲収録が前提で製作されたであろうアルバム。
冒頭の「サザン·ウインド」にずっと違和感を感じてきた。
「サザン·ウインド」ではなく「北ウイング」なら収まりがよかったのに。
「サザン·ウインド」がアルバム『ANNIVERSARY』の「北ウイング」の位置で。
そんなふうに思うようになっていた。
リリース上、ありえなかったし、致し方ないのだけれど。
アルバムは、秋から冬へ季節が移ろう。
そんなイメージ。
暦のうえではとっくに秋。
けれど、まだまだ暑い日中。
うってかわって、朝晩は肌寒くあり。
季節の移ろいをちゃんと感じられる余裕が持てるようになった今、冒頭の「サザン·ウインド」、夏からの、秋への移ろい、冬へと向かう、このアルバムのその流れも、私の中でしっくりくるようになった。
季節の移ろいを一緒に共にし、年月を重ねてきたんだ。
そのひとつひとつのアルバム、いろんなものを詰め込ませてもらった。
たくさん、たくさん、詰まってる。
ありがとう。
秋の深まりを感じつつ、今、そんな、いろんなことを思い出しながらこのアルバムを聴いています。
ちなみに、白い迷い(ラビリンス)とともに、地平線(ホライゾン)がお気に入り♪
街はパステルのスケッチで。。。





