Listening NOW!《50》 | to the LAST DESTINATION

Listening NOW!《50》









CD
伊 藤 敏 博
風 ふうゆう 
[30CH-299盤]
1988.05.21.発売
CD








最後のフォーク世代だとか。
なるほど、それゆえ、どこか歌謡曲的な馴染みやすさがある。
キャッチーフォークとでも言ったところか。

当時、現役の国鉄の車掌さんだったそう。
職務規定で、テレビ出演などは、全てノーギャラ。
駅や車両からの中継も多かったと聞く。
国鉄のキャンペーンソングも多かったよう。




青春18。
リアレンジバージョン。
どこかリゾートっぽさを感じる。

大学時代、青春キップで鈍行を乗り継いで帰省したことを思い出す。
一人気持ちのやり場がなく、地元に帰る電車の中、突然声を上げて泣き出したことがあった。
まわりの人が驚き、声をかけてくれた。
何も話すことができなかった。

多感な時期。
今振り返ると、かなりしんどかったのかもしれない。
自分の、人とは違う特性に気づいたけれど、どうともしがたい自分自身。
情緒不安定。
けれど、それを表には出せない。
だからこそ、しんどかったんだろうな。

皆、何かしら悩みながら生きている。
それは誰しも変わらない。
いつしか、そう、少し客観視して考えられるようになった。

いろんな経験があって、
いろんな出会いがあって、
それも経験になって。





そんなことを書いていたら、 
ラストの「星のステーション」に。

美しく、キレイな歌。

今のこの気持ち、そのままの歌。

ホッとする。
そして、清々しい気持ちになる。

ありがとう。
出会いと、
知らず知らずに求めたであろう自分にも。




あるブロガーさんが、
度々、伊藤敏博さんを話題に挙げられていて、
それで、聴いてみようと思って。

私のこと、理解はしきれないみたい。
と思う。
けれど、いろんなこと、話せてしまう。

いつもありがとうございます。
それぞれのみなさまへ。


ヾ⁠(⁠˙⁠❥⁠˙⁠)⁠ノ