Listening NOW!《39》 | to the LAST DESTINATION

Listening NOW!《39》







CD
工 藤 静 香
r o s e t t e
[PCCA-00055盤]
1990.04.04.発売
CD







大学進学。気づいた自分の特性。
そんな中での親元を離れての一人暮らし。
全く新しい環境。
しかも、プライバシーが守られない体育会系の寮での生活。
すごく不安だったんだと思う。
余裕が持てなかったんだろうな。
レンタル店に足繁く通ったことはしっかり覚えているのに、大好きだった特定のアーティスト以外、どんなものを気に入って聴いていたかほとんど思い出せない。
けれど、唯一、聴いていたのを覚えているのが、このアルバム。
けれど、やっぱり、中身は思い出せずにいた。
メロディアスでキャッチー、ちょっぴり大人っぽくなったカッコいいナンバーが次から次へと繰り出す。
そんな印象だけが残っていた。

 
ずっとずっとまた聴きたいと思ってた。ずっと。
やっと。やっと。
やっとまた聴けた!
残っていた印象通り。そう感じている。

それまでに3枚のアルバムを聴いてきた、当時。
そのまんまのらしさ。
独特の世界がやっぱりある。

けれど。

くちびるから媚薬。
大好きな歌、けっこういっぱいあるけれど、
この歌もまた格別。

私には。
TANGO NOIRを思い出させる。当時から。
世界観に相通じるものを感じる。
陰りを纏っているのに、
逞しく生きる極上にカッコいい女性像 💃
 

それにしても、ロッカバラードが似合う人だな。
改めて。



来週のセルフカバー動画。
ミ・アモーレも聴きたいけれど、
TANGO NOIRだったらいいな。
そんなことを思う。

私の基準は結局、そこなんだな。
ひとり、心で苦笑い。
そして、微笑みと。



また聴けてよかった。

ありがとう。
そのそれぞれのカッコよさに。

ヾ⁠(⁠˙⁠❥⁠˙⁠)⁠ノ