Listening NOW!《17》

中 森 明 菜
歌 姫
" 好きな歌だけ歌っていたい··· "
明菜の好きな歌を明菜流に歌い上げた初のカヴァー集。
なつかしいお菓子に出会ったように···。
[POCE-3035盤〔Empress盤〕]
1994.03.24.発売〈オリジナル盤〉
2004.12.01.発売〈Empress盤〉

ダンスはうまく踊れない / 愛染橋 / 片想い / 思秋期
逢いたくて 逢いたくて / 終着駅 / 魔法の鏡 / 生きがい
私は風
🍀
✻パッケージ·歌詞カード等は諸事情により喪失。
最近、由紀さおりさんの「生きがい」の話題に触れることが何度かあり、久しぶりに聴いている。
明菜さん初のカバーアルバム。
発売当時は、全編裏声のような力のない歌声で歌われているのがショックだった。
ホント、声出なくなっちゃったんだなって。
それでもラストの「私は風」は、寄り添ってくれるような歌で別格的なお気に入りに。
このアルバムからももう30年が経とうとしている。
ちょうど大学を卒業して地元に引き返すその頃が発売日だった。
ただただやるせなくしか聴こえてこなかった「片想い」も大切な人を穏やかに思う、そのかけがえなさを感じる歌へ。
時は流れた。流れたんだ。
そして、辿り着いた。これからへ。
…ちょっと、ロマンチストになりましたm(__)m
「生きがい」の明菜さんの柔らかさにホッとする。
明菜さんが歌う「思秋期」に " これまで " からの " これから " を感じる。
今、穏やかに、ちょっとした清々しさも私の中にありながら。
…やっぱり、今日は、ロマンチストですね(^^;
風のように自由に。
ありがとう、明菜。
ヾ(˙❥˙)ノ