Listening NOW!《10》
杏 里
M Y F A V O R I T E S O N G S
[33KD-138盤]
1988.07.21.発売
杏里さんと言えば、私は、「SUMMER CANDLES」という歌。
高校生の頃、何となくレンタル落ちのレコードを買った。
壮大なバラードで、ジワジワと沁み込んできた。一緒に歌った♪
アルバムとなると、ずっと食わず嫌いできたけれど、ここ数年の私の女性ボーカリスト熱から聴く機会を得たいと思うようになった。
大ヒット曲が何曲か収録された『Timely!!』というアルバムが聴いてみたかったけれど、今回は初期のこのベストアルバムがご縁となった。
ここのところ、シティーポップというものが再び見直されているようだけれど、まさに、シティーポップ。
杏里さんは、その代表格なのかな。
あってる?
洗練された、クリスタルな音楽の世界。透明感。
どこかで耳にしたことのある風のように軽快に流れるメロディー。
そよ風のようだったり。時にはテンポを持って。カッコよさをともなったり。
かわいらしさを感じるコットン気分。
その風が心地いい、思いきりアメリカン。
名曲、オリビアを聴きながら。
心地よく去る風のように張りつめたような「CAT’S EYE」「悲しみがとまらない」「気ままにREFLECTION」。
などなど。
リラックス♪
いつの間にか、知らず知らずのうちに馴染んできたメロディーの数々。
多感だった頃、苦しくも、けれど甘酸っぱい、私の80年代の風がたしかにここに吹いている。いっぱい、いっぱい。
ありがとう、杏里さん。
ヾ(˙❥˙)ノ