岩 崎 良 美 / 赤と黒から・・・・・・Ⅲ 愛してモナムール | to the LAST DESTINATION

岩 崎 良 美 / 赤と黒から・・・・・・Ⅲ 愛してモナムール




CD
岩 崎 良 美
『 から・・・・・・Ⅲ       
              愛してモナムール 
[BZCS‐1097盤]
2013.04.10.発売
CD








デビュー30周年記念プロジェクトとして

2009年末に第一弾「赤と黒から・・・・・・Ⅰ」がリリースされスタートした

ヴォーカルアルバムシリーズ3部作のその第3弾となるアルバムのよう。


自身の往年のヒットシングルのみならず、

アルバム曲やカップリング曲からのセルフカバーに、洋楽のカバー、

このアルバムのためと思われるオリジナル曲まで

ミニアルバムタイプのコンパクトな作りのシリーズではあるものの

選曲においては、バラエティーに富んだ内容で、

ワクワクしながら心地よい 良 美 さん の 歌声を楽しめるシリーズ。


曲数的には物足りなさを感じるかもしれないけれど、

収録時間が30分以内、

そのバラエティーの豊かさ含め、厳選・凝縮されているように感じる。

聴き応えたっぷりだけど、程よく充分。

リラックスしたまま、心地よく聴き終える。

もちろん物足りなさもない。

聴き疲れることもない。

気楽に楽しめる。



シングルは、「Vacance」「愛してモナムール」のセルフカバーを収録。

柔らかくて優しい歌声なのはもちろんなんだけど、

とにかく爽やか。爽やかな歌声。

これは、やっぱり、全編通してかな。

なんだろうな。

コクはあるんだけど、ちゃんとコッテリ感はあるんだけど、

透き通るかのような爽やかさ。

清々しい。清々しさ。

そして、穏やか。

愛してモナムールなんか、いや、両曲ともに、

当時なんかよりも爽やかさが出てるんじゃないかなって思うくらい。

当時には当時のよさ。今は今の良さみたいな。

良 美 さん にしかない、良 美 さん の 魅力かな。これが。



とても印象に残ったのは、続く、「恋のかほり」。

このアルバムのためのオリジナルなのかな。

漆 戸 啓 さん という方の作品。

けれど、まるで、懐かしのオールディーズのよう。

耳にすぐ残るメロディー。

かわいらしいフレンチポップスな感じもする。

よくわからないけど(^^ゞ

とにかく、かわいらしくて、耳に残る。



続く、「シェリーに口づけ」。

私が生まれた年のヒットナンバーだそう。

よく耳にしてきたお馴染みのメロディーに、

知ってる!知ってる!でした(^^ゞ

こちらもリズミカルにかわいらしい♪



「カメリアの花咲く丘」。

アルバム曲とのこと。

裏声っていうのかな、ファルセットって言うのかな。

声色の違う良美さんの歌声。

そのキュートさが際立つ、楽しめるナンバー。



「恋・あなただけに」

カップリング曲のセルフカバー。

大 貫 妙 子 さん 作。

切ない想いがドラマティックなメロディーに乗って、

良 美 さん の 伸びやかな歌声を心地よく楽しめる。

切ない歌なんだけどね。

切なくなりすぎない。

これもまた 良 美 さん の 魅力のひとつかな。



「ありふれた奇跡のうた」

こちらも 漆 戸 啓 さん 作。

良 美 さん 、御用達の作家さんなのかな。

出逢いにありがとう。

噛みしめて聴きます。

重くならない 良 美 さん の歌声に。

ありがとう。

穏やかな気持ちで。



ラストは、ボーナストラックという位置付けで、

私の世代ならお馴染みのナンバーを

楽しい気持ちで聴かせてくれます。

余韻を楽しみます。





この三部作以降のアルバムも、

シングル・アルバム曲のカバーに、洋邦のカバーにオリジナルという、

バラエティーの豊かさを継承し続けているアルバムが多く、

それぞれに色はあり、

決してごった煮という意味ではなく、

良美さんのヴォーカルを楽しむアルバムとしての統一感を感じながら、

バラエティー豊かな 良 美 さん の 歌の世界 を楽しんでいます♪

その喜び、ワクワク感はまた記事にしていきたい。




ありがとう、良 美 さん。

あなたの歌声、心地よく楽しませていただいています。

これからも。

いつまでも素敵な歌声を!

楽しみますね。


♪ヽ(´▽`)/