杏 子 / 別 天 地 | to the LAST DESTINATION

杏 子 / 別 天 地




杏 子 / 別 天 地

[KSC2 42盤]
1993.07.01発売
《250円・ブックオフオンライン》








あるブロガーさんが個人的に私にオススメ下さったアルバム。

私のこと、よくわかって下さってる!!



元BARBEE BOYSの女性ボーカルだった杏子さん。

うっかり、もっと骨太、ハードロックな歌の世界かと思っていたら、

それに近いナンバーももちろんあるけれど、

強気な女性から繊細で脆い女性まで、女性のいろんな側面を描いています。

それは、同じように、そんないろんな側面の女性を歌う明菜さんの歌の世界と相通ずるものを感じます。

それが私がこのアルバムをとても気に入った所以かなと思います。


何が違うかと言えば、

明菜さんが描く女性はあくまでも、どこにでもいるフツーの女性というイメージだけれど、

杏子さんの描く女性は、「寒い夏」や「心のベクトル」などで女性の脆くせつない気持ちを歌う一方で、もう少し、本来はサバサバした感じの女性像というものが浮かんできます。




私のお気に入り曲は、セクシーなエキゾティックさを醸し出す「Kissと嘘」。

明菜さんファンの方がこのアルバムを聴いて下さったなら、なるほどなと頷いていただけることでしょう♪


もう一曲。

「Galileo Go Go」は、それほどの派手さはないものの、ロカビリー風でなんとも明菜さんの「TATTOO」を彷彿とさせて、私には聴きどころのひとつになっています♪



その他、オープニングのタイトルナンバー「別天地」は広がりゆく解放感を感じて、明日への希望を感じます。


ちょうど昨年春から夏にかけて仕事が休業になってしまった頃に手にしたアルバム。

何もせずにいるよりは少しでも体力を維持しようと、朝晩海への散歩にでかけた、その時によく聞いていた一枚でもあり、

不安な気持ちと、それでも明日への望みを繋いでいた日々、そのブロガーさんのことも相まって、思い出のアルバムとなりました♪


ありがとう。

 





バイバイ🐷🌞🍀