《Impressions》KAT-TUN/CAST | to the LAST DESTINATION

《Impressions》KAT-TUN/CAST


KAT-TUN /CAST
[JACA-5738盤]
2018.07.18発売
《100円・TSUTAYAレンタル落ち》








時々、エンターテイメントな " 歌 " が無性に聴きたくなる。

そんなとき、私にとっては、ジャニーズ💙



KAT-TUNさん、現時点で最新アルバムの前作にあたるアルバム。

当時、メンバーの脱退など続いて、活動休止を経て4年ぶりのアルバム。

でも、その時間が無駄ではなかったことをこのアルバムからハッキリ感じることができた。



今年は、CDデビューから15年目を迎えている。

ついこの間のことのようにも思うけれど、あっという間に15年。


メンバー多ければ多いなりに、それはそれなりによいとは思う。

ワイワイ、ガヤガヤ、チーム一丸になってるのも感じられたり。



3人体制になって初めてのアルバム。

いいじゃん!いいじゃん!

いろんなもの削ぎ落とされて、スッキリ洗練されて、個々としても、グループとしても、密度高まってる。

人数が少なくなれば、それぞれのウェイトは自然と高まる。

それを充分承知して、日々積み重ねてきたのだと思う。

充分満足できる内容だった。

もちろん、15年、その時その時のよさはあったと思う。

けれど3人体制になったことを見事に活かして、一人一人の力をそれぞれが上手く引き出し合いながら結集して、グループのテンション、密度をより高めることに成功しているように思える。



デビュー以降、しばらくは、勢いだけで押し切っていた部分もあったと思う。

でも、今は、勢いを持ちつつも、余裕を持った勢い、自然な勢い、落ち着いたほどよい勢い、スピードを感じる。

これまでと大きく変わったと感じる。

歌声や声質なんかも随所で変化させたり、コントロールしたり、工夫しているのがよくわかる。

従来の勢いのある歌声、柔らかい歌声、優しげな歌声。フレーズの語尾なんかにも変化を感じた。

やはり、3人体制になって、大きく変化して、新しいKAT-TUNを聴かせることに成功しているように思えた。

聴き応えがあった。



全18曲。

ボリューム的に、ギリギリ、レコードで青春時代を過ごした私には、ボリュームがありすぎる。

けれど、歌詞カードが6曲ごと3枚に別れているので、感覚的にそれを区切りにして聴くことができたのでよかった。


ジャニーズのグループの中で、一番ロック色の強いKAT-TUNさん。

そこは、もちろんこのアルバムでも変わっていない。

やっぱり、いい勢い。心地いい勢い。


ビッグバンド風でゴキゲンなナンバー「DIRTY,SEXY,NIGHT」でスタート。
もちろん、私も好きなナンバー。
あえてだろう、歌い出しの亀梨クンの巻き舌な歌声がたまらない!!

そのまま「Ask Yourself」へ。
KAT-TUNさんらしい緊張感みたいなシリアスさはいつも通りだけれど、落ち着いた勢いの中に男のセクシーさとかも感じて新しいKAT-TUNさんも感じさせる。

そのあと、数曲アップテンポだったり、ヒップホップだったりカッコいいナンバーが続いた後、ドラマティックなナンバー「願い」で一部が終わる。


続いて、私好みのスパニッシュなナンバー「MOONLIGHT」で二部へ。好きだな。
アダルトな亀梨クンや自分の世界を作り上げてる上田クンのソロ曲を挟みつつ、メロディアスなナンバーが心地よく続く。
3人のこれまでになく柔らかい歌声にうれしくなる(^^ゞ

そして、KAT-TUNさんらしさを感じるカッコいいナンバー「Be alive」で3部がスタート。
個人的に大好きなゆっち(中丸雄一さん)のソロに癒され、ミディアムなナンバーの後、ラストに向かって、一気に加速、スケールの大きなナンバーが繰り出され、アルバムが終わる。

ラスト3曲、これぞ、KAT-TUN!!めちゃめちゃカッコいい!!



満足♪大満足♪



ありがとう、KAT-TUNさん( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆




小さな頃、アイドル歌手になることが夢だった。
そんな私の夢を叶えてくれる。

そして、歌謡曲好きな家庭に育った私。

その歌謡曲らしさをこの時代、最後まで継承し続けているのは、演歌やその時代から活躍する歌手は別として、実は、ほぼほぼジャニーズの歌だけ。

私はそんなふうに感じている。
(実際には、現在、海外作家の手によって作られているジャニーズの歌多数。このアルバムも含め。)

私にとって、ジャニーズの歌もまた " 歌 " なのです。


最新作を聴くのが楽しみだ!



ありがとう。