《Impressions》ヤバイTシャツ屋さん/We love Tank-top
ヤバイTシャツ屋さん/We love Tank-top
[UMCK-9883, 1558盤]
2016.11.02発売
《700円・TSUTAYAレンタル落ち》
とにかく、おもしろおかしくって、私を思いっきり楽しませてくれるアルバム。
音楽を"歌"として支えにばかりしてきた私だけど、今、こうゆう音楽を"音楽"として楽しめる、そんな余裕が自分にできたこと、何より嬉しいと実感させてくれる。
ややもすると、ただのコミックバンド、一度聴いたら、そのインパクトを楽しめても、それで終わってしまうところ。
けれど、彼らの音楽に、私は、求心力を感じる。
何度も聴くに耐えるアルバム。
私の世代なら、嘉門達夫さんの歌の世界と通じるものを感じる。
それと、これはやや無理があるかもしれないけれど。個人的に、時々コミカルな詞を書いて歌っていた森高千里さんに通じるものも感じる。
彼らを聴きはじめたとき、真っ先に頭に浮かんだのは、 森高千里さんのそう言った歌だった。
森高千里さんの「ロックンロール県庁所在地」だったり、「ハエ男」だったり。
とにかく、くだらないと思うこと、おもしろおかしなことを、ある程度のユルさの中で、とことん突き詰めているように思う。
技術的、音楽的なもの、私は全くわからないけど、ボーカル、演奏、彼らの奏でる音楽に、密度の高さみたいなものを感じる。
そこに、私は、求心力も感じる。
青春時代に、こんなバンドに出会い、聴いていたなら、私の人生もちょっと違っていたかなと、たられば、ありえないけれど、思わず、そんなふうに思わされてしまう。
アルバムは、まるでディズニーを思わせるようなミュージカルチックなナンバー「We love Tank-top」で始まる。
この曲、実際には、後半最後のほうしか、彼ら歌ってない!!
この歌声、彼らの歌声じゃないよね?
私には、わからない。
彼らの歌声なのかな。
誰なんだろう。
クレジット表記がないのでわからない。
あとは、曲のタイトルを見ただけで、どんなことが歌われているかわかりやすいものばかり。
そして、そこから、さらに、想像が膨らむ。
はじめて聴くときは、とっても、ワクワクした♪
日々の身近なことから、絶妙にネタを引っ張り出してきていて、ハイハイ、あるあるだよなぁ、うんうん、と言った感じ。
メジャー第一弾ということもあり、結成のきっかけになった学生時代のことをネタにした曲もチラホラ。
そんな中でも「喜志駅周辺なんもない」は、自虐的ではあるものの、彼らが学生時代に住み慣れた街への愛着がとっても感じられる一曲。
アルバム全体のアートワークも、スゴく可愛らしくって、大好きっ♪
ライナーに、各曲、"用語解説"がされているのだけど、これがまた笑える!!
おもしろおかしく、ほくそ笑みながら、あっという間に聴き終えてしまう一枚。
こんなときだからこそ、気持ちを楽にしてくれる。明るくしてくれる。リラックスさせてくれる。元気にしてくれる。
って、こんなふうに、くそ真面目にこのアルバムを語ること自体が、無粋なんだろう。
けれど、語りたくなった

ブログ交流の中で出会った音楽。
森高千里さんの「私がオバサンになっても」ならぬ、私がオジサンになってしまってから出会った彼らの音楽。
楽しめてる自分、その喜びを、穏やかな落ち着いた気持ちの中で、残しておきたかった。
そして、きっと、20年後、30年後、私はまだちゃんと生きていて、あのとき、彼らの音楽に出会って嬉しかったなと、懐かしく思い出すと思う。
今、そんな"歌""音楽"にたくさん出会えている。
そんな人生の財産ができていくこと、それも、幸せだなぁと、今は思う。
人との出会いももちろん。
彼らのアルバムから、とっても大袈裟な話になったけれど(^^ゞ
グズグズ言ってないで、好きなものは、好きでいいじゃん!
そんな声も聴こえてきそうなので、この辺でぇ~(^^ゞ
って、もう充分かぁーm(__)m
あぁぁぁーーー、
願わくば、
彼らのライブに行ってみたいっ!!!
小心者の私、年甲斐もないので、絶対無理だけど!!
落ち着いたら、ライブDVD、買おっかなぁ~o(^o^)o
以上、
案外わるない私の人生♪オラ!アミーゴ!
…Spring MANでしたぁ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
"thank you"、ありがとう。