《Impressions》石川さゆり/プラチナム ベスト
2015.11.18発売
《500円・TSUTAYAレンタル落ち》
私の大好きな中森明菜さん。
近年、ファンの間では、"シンガーアクトレス"なんて呼ばれております。
曲の世界に入り込み、歌を"女優"のように、表現、演じるからかと思います。
で、演歌界の"シンガーアクトレス"と言えば、この人、石川さゆりさんではないでしょうか。(石川さゆりさん、中森明菜さんの大先輩ですが。。。)
数年に一度、紅白で聴かせて下さる「天城越え」、私は大好きで、その都度、微妙に表現が違っていて、楽しみです♪
あのサビ終わりの鬼の形相に引き込まれます!
思わず、観ているこちらまで、鬼の形相になってしまいます(^^;
過去に、ベスト盤をレンタルでダビングしたCD-Rを所有していましたが、余儀なくされた断捨離によって喪失、是非またじっくり聴いてみたいと思っていたさゆりさんの歌の世界。
その機会がやっと訪れましたd=(^o^)=b
演歌の中古CDって、安くなってても、1,000円前後から上の価格、私が求めるような激安価格にはなりません(>.<)
それが、TSUTAYAのレンタル落ちとは言え、ジャケットやケースは美品状態!
誰もが知る名曲「津軽海峡・冬景色」から始まって、時系列で、大ヒット曲の数々が、ボリュームたっぷりの二枚組に、全31曲、収録されております。
このベスト盤リリース時点での紅白歌合戦歌唱曲を全網羅。
しかも、そんな名曲の数々を、高音質のHQCD(Ultimate Hi Quality CD)で楽しめての、ワンコイン500円は絶対、お買い得でしょ!
ってなことで、念願叶って、ご購入♪
しかも、一週間前に店頭で見かけたときは、3セットあったものが、一週間後に見に行ったら、最後の1セットになっていたので、もう、慌てました。
危ない!危ない!売れてしまうところでした!
好きな曲、今回気に入った曲、それぞれにけっこうあって、全31曲、あっという間に、聴き通してしまいます。
石川さゆりさんの歌声に身を任せ、さゆりさんの歌の世界を思う存分、堪能させていただきました♪
代表曲のひとつとも言える「津軽海峡・冬景色」をはじめとする三木たかしさん作曲作品群。
三木たかしさんと言うと、私は、テレサ・テンさんの歌の世界を思い起こしますが、そのテレサ・テンさんの世界とは違った、三木たかしさん×石川さゆりさんの世界を感じることができました。
でも、馴染みやすい、三木たかしさんらしいメロディアスでドラマティックな雰囲気は、しっかりと醸し出されていますね。
一方、「天城越え」をはじめとする弦哲也さん作曲作品は、石川さゆりさんの歌の世界においては、魅せる音楽、魅せる演歌と言ったものを感じ、心地いい高揚感みたいなものに包まれます。
正に、シンガーアクトレスと言った感じだし、
聴いている私までもその歌の世界に引き込まれます!
「天城越え」はじめ、「飢餓海峡」や「ホテル港や」など。
そして、同じ弦哲也さんでも、個人的にさゆりさんの歌の中でも何気に大好きな「夫婦善哉」には、ホッコリ心温かくなります。
そして、岡千秋さん作品。
岡千秋さんと言うと、都はるみさんの歌の世界と言ったイメージですが、やはり、岡千秋さんらしい、日本情緒らしい泥くささみたいなものが、心地よく描かれているなぁと、そんなふうに感じました。
「波止場しぐれ」「北の女房」など楽しませていただきました♪
その他にも、市川昭介さんをはじめとして、演歌・歌謡曲好きなら、誰もが知る豪華な作家陣で、奥ゆかしい日本情緒に安心して身を委ねられるとでも言ったところでしょうか。
あと、気になったのは、小椋佳さん作品の「心の酒」。
小椋佳さんの柔らかくて温もりを感じる音楽の世界と、石川さゆりの「天城越え」の時などとはまた違った柔らかい歌声の部分の世界が絶妙にマッチしていて、心地よく聴ける一曲でした。
全体的には、disc2(後年)になると、さゆりさんのきれいな声質をより生かした、穏やかで癒される曲が増えている印象。
しかも、いかにもな演歌調の曲にしても、なんだかコジャレな感じがします。
そして、実は、私、石川さゆりさんソングで、他にもう一曲、格別な思い入れの、好きな曲があります♪
でも、その曲は、いつか、記事にしたいなぁと思っているので、今回は、ナ・イ・ショにさせて下さいm(__)m
いつ記事にできるかわかりませんが(^-^ゞ
てなことで、
石川さゆりさん、私にいろんな歌の世界を堪能させて下さってありがとうございます。
これからも、誰が何と言おうと、
紅白での、"今"の"石川さゆり"が描く、"天城越え"、いつまでも楽しみにしています。
いつもありがとうございます。
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
今回、作詞の作家陣には一切触れておりませんが、聴く側の私にはまだまだお話できるまでのものがないのが、正直なところです。
いつか、そのあたりも追記できるよう、演歌楽しみながら、勉強したいと思います♪
読んで下さってありがとうございます。


