ポルノグラフィティ/痛い立ち位置 | to the LAST DESTINATION

ポルノグラフィティ/痛い立ち位置



2008.06.25発売
《20円・ジャンクショップ》

ちょっとオシャレでカッコいいナンバー。
ポルノグラフィティさんっぽいと言えば、ポルノグラフィティさんっぽい。
本領発揮と言ったところでしょうか。
意外と彼らの独壇場的ナンバーかもしれません。

イントロや間奏がテナーサックスの響きがカッコいいロカビリー調。
私の世代では、思わず、チェッカーズの「ジュリアに傷心」あたりを彷彿とさせ、懐かしさもあります。
曲全体をそのロカビリーテイストが支配しながらも、ノリのいいちょっと大人なポップスロックに仕上がっています。
ポルノさんらしい、畳み掛けるようなサビが気持ちいい一曲。

欲を言えば、アウトロがフェイドアウトでなく、ビシッとカッコよく終わって欲しかったな。
個人的には、そんなふうに思ってしまいました。

アートワークも、そのロカビリーテイストを意識したようなデザインで好きですね♪


カップリングの「サマーページ」は、打って変わって、レゲエ調のどこかアンニュイな作品。

避暑地へ彼女とでもでかけてきたのでしょうか。
穏やかな夏の海に、爽やかな風が気持ちいい夏祭りの夜、そんな夏の1ページを描いたような歌。
ちょっと大人な二人の夏物語的な仕上がりになっていて、思わず、歌の世界に身を委ねて夢の中へ♪
そんなナンバーです(^^;

カップリングがさらにもう一曲、「ナイトトレイン」を収録。
ポルノグラフィティさんの楽曲の中では、渋めなロックナンバーです。

全体的にロカビリーやレゲエといった新要素を採り入れつつも、いつものポルノグラフィティさんらしさをもしっかり持ち合わせた素敵な作品。

いつも、らしさ溢れるカッコいいナンバーをありがとう、ポルノグラフィティさんヽ(^○^)ノ