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春光堂書店 公式ブログ

甲府市の商店街にある春光堂書店のブログです。
大正7(1918)創業。
店頭での地域書店ならではの取り組みや
朝会や勉強会の主催など、精力的に活動しています。
月-土9:00-20:00  日燿休み  祝日はお問い合わせ下さい。



本日の読書会は大勢のご参加ありがとうございました。

今回はトルストイの民話。
どの話も考えさせられる物語ばかりです。

その中でも印象に残った物語で一番多かったのは、「二老人」でした。
私も含め4人もの人がこちらを選びました。

この物語は天使や悪魔は出てこなくて、
現実的な物語の展開で
現代的にそのまま理解できる二人のキャラクター、
その内の一人、今にいえばむしろ望ましいと思われる人の方が
良くないイメージで描かれることが面白かったのではないかと思います。

ここからは今日の読書会後に思ったことです。

読んでないと何が書いてるかさっぱり分からないと思いますので、興味のある人は読んで下さい。
会で話した前提は書ききれないので省略しました。

その結果、言葉足らずな所があるかと思います。すみません。
覚書です。興味ある人は続きは春光堂で話せればと思います。

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・エフィームは神様を意識しての行動が駄目なのかもしれないが、人間としての行動はしっかりしている。
神様はそれを気に入らなくても、その行動自体は尊い。
周りの人間の多くが幸せに向かう実際的な善行には
神様の評価など関係なく、人間としての価値があるのではないか。

・エフィームは無制限な欲でやっているわけではない。
家族が食べることとそれを心配しながらの蓄えに過ぎない。
これは行き当たりばったりのやり方ではない。
周りにいる皆のことを考えた
何十年にも渡るしっかりした計画の証だ。
わずか数ヶ月のお手伝いをしたエリセイと比較にならない。
むしろ、エリセイは何事にもその場しのぎのようなやり方で
見知らぬ人のお手伝いのシーン以外は自分の事しか考えていないとも思える。
旅の途中もすっかり忘れるあたりもそう思える。

・そう思うと別の民話に「三人の息子」というのがあるが、
1番目の息子(破綻する)はエリセイに見える。
2番目の息子(破綻する)は一見エフィームに見えるが、
やってることをよくみると「自分に近しい者のために善をなす」
という3番目(破綻しない)に近い。
物語の二人の人生を通して、どちらの方がより人生に向き合って
真っ当に生きる時間が多かっただろうか。
そう思うとエリセイのラストの陽に当たる神々しさは
エリセイよりに過ぎる。

・エフィームは最後の一文の気付きまで含めるとやはり良い。
今後はエフィームが救われそうな余韻を残すのは救われる。

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2時間超の会をまとめることはできませんが、
白熱した話になりました。

現代的な問題を考えるとトルストイの描く生き方は難しいものがある、
だが、その内容がとても身にしみるものでもある。
私たちはどう生きるのか。

読書会は参加者の多様な視点が得られる所は面白です。
聞けば、なるほどと頷くことばかりですが、
自分だけの読書でそこまで気づけるかというと
なかなか難しいです。

読書会の醍醐味ですね。


『戦争が大すきな将軍は、爆弾をたくさんつくりました。将軍は、爆弾をたくさんつくってしまったので、はやく戦争を始めたくてうずうずしてきました...。』
思想家・哲学者のウンベルト・エーコが書いた、戦争の本質と平和を考えるための絵本です。(石垣)


今年も絶好調の「朝読のすすめ」です。

今月のゲストはナント
甲府前市長の宮島雅展さんです!

読書家としても知られていますね。
市長の在任中にも読み書かせや読書講演会を通じて、
読書の素晴らしさを伝えてくださっていました。

放送でも様々な角度から読書の話をして下さいました。
宮島前市長の「読書愛」は必聴ですよ。

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「朝読のすすめ」は毎週火曜日9:20頃~、YBSラジオ(AM76.5)に放送されています。

宮島前市長は16日と23日に出演です!

お楽しみに。


課題図書を読んでご参加下さい。
「忘れられた日本人」宮本常一著 (岩波文庫)

春光堂書店にて発売中。

日時:3月4日(金)19:00~21:00頃
場所:春光堂書店
参加費:500円(お茶付き)


早いもので7回目の「やまなし この一冊」です。
朝日新聞で連載中です。

今回は『こころの歳時記』 三枝昂之著 山梨日日新聞社

新聞にも書いた通りイベントの懇親会でご一緒したのですが、
あまりに面白くて後日周囲の人に話すほどでした。

その時のことは紙面で書ききれないので、続きはまたお店にて。
デジタル版は1日に3つの記事まで無料です。

「朝日新聞デジタル」に登録すると読むことができます。

http://www.asahi.com/area/yamanashi/articles/MTW20160122201860001.html



今回はトルストイです!

1.「トルストイ民話集 イワンのばか 他八篇」(岩波文庫)
2.「トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四篇」 (岩波文庫)

どちらか1冊を読んできて下さい。
というより、1ヶ月あれば読みきれますので、
この際ですから2冊読んでみましょう♪

春光堂書店にて発売中です。

今回は下記2点の簡単な宿題が出ています。
1.一番心に響いた物語はどれですか。
2.その物語の良かった点はどこですか。

ふるってご参加下さいませ。

日時:2月12日(金)19:00~21:00頃
場所:春光堂書店
参加費:500円(お茶付き)


今日、母校の図書館に寄ったら書評コーナーがありました。

そこには朝日新聞で連載中「やまなしこの一冊」の直近2回分が掲示されていました。

私の書いたものは書評ではなくて、山梨に関係する本を読んでのエッセイですが、後輩が本を読むきっかけになれば嬉しいことです。図書館の先生ありがとうございます



「山梨ソウゾウビト」という講座の第二回目にお話をします。

他の講座は有名な人ばかりで恐縮ですが、
面白そうな講座が多いですね。

ご都合を合わせてぜひ聴きに来てくださいね♪

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2月28日(日)14:00-15:30
甲斐市竜王図書館

「書店で出会う、図書館で深みにはまる、読書の愉しみを広げる」

申し込み開始
2月6日(土)9:00からです。
竜王図書館055(278)0811


BEEKの土屋誠さんらしいセレクトです。

一冊目はスペクテイターの最新号「発酵のひみつ」
もう一冊は「圏外編集者」都築響一さんです。

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「圏外編集者」内容紹介 e-honより
編集に「術」なんてない。 珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から、「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける都築響一が、なぜ、どうやって取材し、本を作ってき たのか。人の忠告なんて聞かず、自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた編集者の言葉。 多数決で負ける子たちが、 「オトナ」になれないオトナたちが、 周回遅れのトップランナーたちが、 僕に本をつくらせる。 編集を入り口に、「新しいことをしたい」すべてのひとの心を撃つ一冊。