銀座通り勝手に全店解説!その14・・・まちの芸術祭連動企画 | 春光堂書店 公式ブログ

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[銀座通り勝手に全店解説!その14・・・まちの芸術祭連動企画]


いよいよ折り返し地点に来ました。
銀座通りって、こうしてみると長いですね。
高村佐和さんの全てを描き切った力技を実感しています(^_^;)

●右に伸びる道は、太田町方面です。

老舗が沢山あります。
明治時代は甲府城から太田町にお役人さんが遊びに出かけたそうです。
大変な賑だったことでしょうね。
この辺りの店の間口は狭くても奥行きがなが~い。
まさにうなぎの寝床。
当時の面影を残しています。
藤浪秤屋さんが無くなったのが寂しいですね。


●まっすぐは三日町方面です。

こちらの方面は、魚町、桶屋町など昔の城下町の風景だったのですね。
立て看板が並んでいますよ。
江戸時代には一番の繁華街だったのではないでしょうか。
ちなみに「銀座通りは城の中ですよ!」
世が世なら、理由もなくプラプラ歩いていたら切腹もんですよ!
田幸さん、富雪ギャラリーさん、インドネシア雑貨店など見逃せないポイントも沢山あります。

●左に伸びる道は甲府城方面です。

武蔵野館がついに閉めてしまいました。
悲しすぎます。
また映画館が無くなりました。
甲府中心街は映画人を沢山排出した元になった場所です。
文化を大切にしないとなりませんね。
ここに映画や書籍など音楽などの文化がなくなったら、集約するところがありませんね。
ゲリラ活動のようなイベントばかりになってしまいます。
ここは土台をしっかりと守らないといけませんね。

この通り沿いも道路拡張のために昔の風景はなくなりつつありますが、「どてやき」さんなどコアな店が息づいています。

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