相撲部屋のちゃんこを取材し、その過程でみえた力士の素顔や部屋の歴史をつづる。春日野部屋では代々伝わる豚みそちゃんこ、錣山部屋では角界入りした元パティシエがつくる担々ちゃんこ、貴乃花部屋ではオリジナルのイタリアントマト鍋ができるまでをみる。力士は他の部屋のちゃんこを食べる機会がほとんどなく、自分の部屋の味しか知らない。だからか、調理担当者に各部屋のちゃんこ鍋のレシピ本を買って渡したという力士も。
上記の書評から、相撲部屋のちゃんこは部屋の文化だということがわかりますね!ちゃんこを作るのは、弟子の中でも若手ないし下っ端の方が多いそうで、早く強くなった力士はちゃんこの作り方を知らないといったこともあるんだそうです。
相撲部屋の中の話は、普通は見えてこない話で、面白いですよね!
相撲部屋ちゃんこ百景 [著]佐藤祥子
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2013082500004.html
