今日は、和田一雄さん著の『ジビエを食べれば「害獣」は減るのか』についての書評を紹介します。
皆さん「ジビエ」って何か御存知ですか?
「ジビエ」は、フランス料理の用語で、イノシシやシカなど捕獲された獣の肉のことを意味しています。
山梨でもイノシシカレーなど、ジビエ料理は多いですよね!
そんな「ジビエ」と獣害に関する問題について述べられています。
イノシシやシカが手入れの行き届かなくなった里山で大量に繁殖し、畑を荒らす喉の害獣になっている事例が発生し、全国各地で問題になっています。
その解決のためにジビエを食べようという動きが各地で起こっていますが、そのことに対する是非が述べられているんだそうです。
本書は、害獣と位置づけられた日本の野生動物問題を野生動物管理学という側面から捉えた学術書に近い大作。遠いようで意外と身近な獣に対する問題をこの本で学んでみるのもいいかもしれませんね。
『ジビエを食べれば「害獣」は減るのか』 和田一雄著
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20130716-OYT8T00552.htm
