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●写真の今日の1冊
「サラダ好きのライオン」村上春樹
ノーベル文学賞残念でしたね。
また来年もあるし、逆にとらえると、今回受賞して来年以降は取り上げられないよりも、この状態がずっと続いた方が毎年大きな話題作りでいいのかもなんて・・・不謹慎ですね。すみません。
ちょっと前に出た村上春樹さんのエッセイ。
本当に文章がうまいなあと思わせられます。
何気ない日常の一コマから、自分の得意技(趣味等)を絡めて、力の抜け具合が抜群な文章で、料理していく感じです。「自分でも書けそう」と誰もが思いそうななのですが、絶対書けないですよね。キース・ヘリングの作品と同じ感じですかね。
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●2012年10月1日(月)の記事
電子書籍普及待ったなしの今だから書籍業界に提言しておきたいこと
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120912/1043203/
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所感
アメリカではそんなに電子書籍が普及しているのですね。
提言1の書籍購入の方にはコードを入力することによって電子書籍も手に入るというのはいいかなと思います。だけど、懸念されているように貸し借りが横行して本が売れなくなるよなという気もします。
提言2のアスクル方式ですが、多分書店にくる配分は相当少なくなりそう。
現在アスクルを導入している文房具屋さんから話を聞いてもほとんど売上に貢献しているとは言いがたいレベルで。山梨の地方レベルだと地域で1位のところだけはよい。(2位以下だと苦しい。)
提言3の本の価格を維持するというのはちょっと難しそうな気がしました。
私は賛成ですが法律で縛らない限り、消費者が納得しそうもないですね。
