私は今まで知りませんでした。
もちろん、たまに気になったことぐらいはあります
小学生ぐらいの時に、おじいさんに聞いたことがあるような気もするけど・・・
それでつい先日思い出して両親に聞いてみたところ、「知らないなあ」の答え。
「やはり」というか「がっかり」。
「ちゃんと聞いておけよ~」と思う。
どっかに資料はないのか探してみようかな。
だけど、この辺りは空襲で全部焼けちゃったから残ってないかなあ。
数日経過。
「おお、そういえば思い出したぞ」
(なぬ?)
「で、どんな名前なの?」
「店前の通りが今は銀座通りというが、昔は春日町通りといったらしいんだ。
それで春日地区の人々に知識を得るための場所として、その光になろうということでこの店名にしたと聞いたなあ」
なるほど。
まあ、聞いてみると何だか普通の気がするが、やはりそこには「志」があったのか。誇りをもって創業したのが分かり、ちょっと嬉しくなる
実をいうと今まで、「何だかお線香の香りがするような店名だなあ」なんて不謹慎なことを思ったりもしてました。(ご先祖様すみません。)しかし由来が分かると何だかこちらまで誇らしくなる。
今度は名刺交換の時も、いつもより大きな声で言えそうだぞ。
そうか。そういう意味だったのか。
根本の役割は今もそうは変わってない気がする。
ただ状況は相当変わった。
第二の創業といってもいいくらいの、地殻変動だ。
「志」をしっかりすえて、新しい息吹を吹き込み続けなければならない。