
八百六さん。はてな、どこかで聞いたような。
まあ、それはさておきまして、ご近所の八百屋さん。
当店から歩いて、東にまっすぐ5分くらいのところにあります。
私は日々の食材調達係りではないので、あまり買出しには行きません。
ですが、自分の好みで行きます。
最近のマイブームは、土曜日に娘とこのお店に枝豆を買いに行くことです。
そして、夕飯に茹でてもらって食べます。
次の土曜も楽しみです。
このお店の良さは何といっても、おばちゃんとの会話です。
おばちゃんとお話しながら、買い物をすると何だか楽しいのです。
店前を通ると、いつも違うお客さんと話しています。
中には座って話している人もいます。
みんな楽しみにここに来るのですね。
繁盛の秘訣かもしれません。
そして、こちらの町内は高齢化が特に進んでいて、簡単に出かけられないお宅に、おばちゃんが届けてくれます。とってもありがたいことです。効率だけを優先していたら、とてもできることではありません。こういう下支えがあるから、問題にならずに動いていることってあるんですよね。中心街いいところです。一度壊して失くしてしまうと、二度と元に戻りません。
「逝きし世の面影」平凡社 を思い出しました。ぜひ読んでみて下さい。
日本は昔からの伝統を引き継いでいるように感じますが、明治に決定的に失われています。
何とか持続可能な街に再生していきたいものです。