MSLの活動は、活動の質と成果がリンクしません。
いくら活動の質・レベルが高くても成果、つまりデータ・エビデンス創出につながらないことが多々あります。というよりも、ほとんど成果にはなりません。なぜなら、研究が実施できるのは、限られた施設、限られた医師、限られた研究組織、などのあらゆる条件をクリアしないと研究は実施出来ないからです。

そうだとしたら、なぜMSLが必要なのか。悩ましい問題ですが、将来の治験デザインや、製品の開発につながる研究案が、医師との面談を通じて得られるから、ではないかと考えています。MSLなら、医師の潜在的なニーズを掘り起こしたり、MSL自身が仮説をもって医師と面談することで、研究につながる案が見出されることがあります。
しかし、医師から研究案を拾ってかなり高度なことだと思います。医師との面談における質問力、解答力、現場感覚。そして医学薬学の知識、法規制、ICH-GCP等あらゆることが求められているような気がします。

MSLに、成果を出せ!というのはなかなか酷な気がしておりますが、やはり成果物として形に残るものが何か残す必要はあると思います。それが実現できれば、MSLの意義はあるのかと思います。

データ創出以外にも取り組んでいるメーカーもあります。スピーカー育成、メディカルプランへの貢献度、様々ありますので、何かしらの成果は今後出てくるとは思いますし、すでに成果が出せているメーカーも多いと思います。

何れにしてもMSLには、成果が求められていると思います。