韓国ドラマ【恋人】




5月に行われた百想芸術大賞で、

最優秀演技賞を受賞したナムグン・ミン。


私はその瞬間を会場で見ていたわけですが、

【恋人】未視聴だった私にとって

「へ~」「ふ~ん」知らんぷり

程度の反応でした。



最近このドラマを観る機会に恵まれて、

ナムグン・ミンの受賞にようやく


なっとく!



ナムグン・ミンに関しては💯




他国からの侵攻(丙子の乱)や

無能な王による失政に翻弄され、

何度もの出会いと別れを繰り返えす男女…


これでもか!ってぐらいの試練が

二人を襲います滝汗






よこりんさんが6月17日のブログで

書かれているように


このドラマは恋愛ドラマなのだろうか?


構想が壮大すぎて

恋愛ドラマの枠に収まらないのでは?


しかし、時代劇にカテゴリーするには

あまりにも切ない






ナムグン・ミンが演じた

ジャンヒョンという男の一途さや

無償の愛を見ていて、

ドラマタイトルの「恋人」は

男女の関係性を表しているというよりも


・恋しい人

・会いたい人

・そばにいて欲しい人

・幸せを願わずにはいられない人

・存在していることすら愛おしい人


これらの感情部分をギュッとまとめて

シンプルに表したのが「恋人」なのではないか

と感じました。




ナムグン・ミンの相手役は

アン・ウンジン


好きな女優さんではありますが、

正直なところ

”恋愛ドラマのヒロインとしてはどうなの?”

(コラコラ)



劇中で彼女のことを

”絶世の美女”と表現する場面が

ありましたが、

それはちょっと言い過ぎじゃね?

と思ったり泣き笑い



アン・ウンジンが演じたギルチェ

という女性は当初、

自由奔放で男たちの視線を

一身に浴びる両班のお嬢様として

描かれていますが、



次第に過酷な運命に呑み込まれて行きます。

敵国の兵に追われ


ついには囚われの身に


敵国から屈辱を受けようとも

”生きてナンボ”。

”両班の誇りよりも

愛する家族や友を守ることの方が重要”

と考える強い女性。


そういう部分では

アン・ウンジンの起用は正解かも。



ただね、

ことある事に彼女のエラが

なんか気になっちゃってニヤニヤ


正面から見るとポコっと出てるのよね。

韓国の女優さんとかすぐに削りそうだけど🫢



このドラマに💯をつけられない理由が

まだありまして、


両班と言えども

商売人として生きているジャンヒョン。

なんであんなに剣の達人なの?


知恵もので先を見越す能力が高い

商売人の顔をしている時は

飄々としているのに、

いざ剣を持たせると百戦錬磨の働きを

見せます。


一人で何人倒すんだよ?


全部で21話もあるんだから

謎に包まれたジャンヒョンの過去とか

もう少し見たかったなぁ。



あと


※ジャンヒョンの弟分のリャンウムが

最後なぜあそこに?


とか


※記憶喪失は2回も要らんだろ。


など、終盤は

”ツッコミどころ”がまぁまぁあったりする笑


ぶっちゃけ 全21話は長かった爆笑




でもまぁ、

文句をタラタラ言いつつも

今年の上位ドラマになるのは

間違いなさそうではあります。

No.1にはならないけどね




最後にナムグン・ミンの演技で最も

印象に残ったシーンをご紹介して

終わりたいと思います。



⚠️ 以下ネタバレです






ギルチェが捕虜として人身売買に

かけられようとした場面。


この時のナムグン・ミンの表情が

もう貴方おいで


探していた恋しい人を見つけた安堵

はすぐに消え去り、

驚き、後悔、怒りなどの

色んな感情が溢れ出て


はぁ、

ナムグン・ミンは

やっぱ うめーわ。


と思わせる一場面でした。


え?これは現実なのか?という驚き


嘘だろ…

心が引き裂かれる想いで諦めた彼女がなぜ?


あの時の自分の選択を後悔しているような


そして現実への怒り



改めて

最優秀演技賞おめでとうございます🎉




(〃´o`)フゥ…

百想の受賞式会場でもらって帰ってきた

宿題を、やっとやり終えた感じがしますわ。

ニヤニヤ




【魅惑の人】のチョ・ジョンソクも

負けてないんだけどなぁー。

なんでノミネートされないかね?

(まだ言う🤣)