日韓W杯の熱狂にかき消された
韓国vs北朝鮮の知られざる
海戦の真実

2002年6月29日。
日韓W杯での
⚽️韓国代表の快進撃に熱狂する
韓国国民。
その裏で、北朝鮮との交戦の末に
若い命が失われた事実があることを
知っていますか?



映画タイトルの
NLL(ノーザンリミットライン)とは
朝鮮半島西側にある海、
黄海の北方限界線を意味します。
*Wikipediaからお借りしました

こうして地図で見ると
仁川空港って意外と北朝鮮に
近いんですねびっくり





”W杯中なので
韓国は先制攻撃してこないだろう”
と考えた北朝鮮警備艇が
北方限界線を越えて侵入してきます。
更には韓国海軍の高速艇に
躊躇なく発砲💥
この時、韓国側の
6名もの若い命が失われました。



主な登場人物は3人。

韓国海軍高速艇のユン艇長
キム・ムヨル
士官学校出身。
任務・規則には厳しいが
部下にはちゃんと目を配る一面も。
艇の上から指示を出す姿に♡


ハン操舵長 チン・グ
艇のムードメーカー。

懐が深く、男気溢れる性格。

新婚。



新任のパク医務官
イ・ヒョヌ

耳の不自由な母からの手紙を

大事にする心優しき新任兵。

物語は彼が乗船するところから

始まります。



前半部分で船員たちの人物背景や
お互いの絆の構築について
描くことによって、
後半の戦闘シーンの悲惨さを
際立たせていました。





間近に危険が迫っている
ことを知る由もなく、
テレビから流れるW杯に熱狂する
若き兵士たち。



一転、
リアリティにこだわった終盤の
戦闘シーン。

実際と同じ戦闘時間を
シーンに費やしているとか。
観る者に戦争の悲惨さと愚かさを
訴えかけます。



艇長からの
「無事に船員を救え」との命令に 
最後の最後まで
忠実に任務を遂行したある兵士の
描かれ方には
涙無くしては観れませんでした。



ラストの追悼式の場面は
実際の映像が流れます。
心が痛む…


尊い6名の命を奪った彼らの闘いは、
皮肉にも⚽️韓国代表が
大活躍することによって、
語られることが
少なかったと聞きました。
であるだけに、この映画が制作された
意味は大きいと感じました。

勇敢に闘った彼らへの哀悼を
伝えるエンドロールにも涙💧




重くなったので
彼らのカッコ良い写真を
貼っておきます。





GyaOで5/14まで配信されています。
興味ある方はポチッとしてみては
いかがでしょうか?


*画像お借りしました