緑豆の花(全24話)視聴終了しました。

韓国時代劇の制作・放送が
最近減った気がしませんか?
Netflixで「韓国歴史TVドラマ」
と検索すると僅か11作品しかありませんでした。
話数が多くて敬遠されがちなのかしら。

緑豆の花は、私の推しの
チョ・ジョンソク主演。
ドラマ視聴の耐久力が減少傾向の私でも
ギリギリ何とか完走できそうな長さの
全24話。
いくら推しでも50話もあったら
観てなかったかも。


19世紀後半の朝鮮史は全く勉強不足で、
東学の乱という農民の反乱が
あったことも知りませんでした。
両班による腐敗した政治に対する怒りから立ち上った農民たち。
しかしこの乱が日清戦争へと
繋がっていたなんてびっくり



使用人の母から生まれた故に
家族から蔑まれ、名前ではなく
「あれ」と呼ばれている兄イガン

嫡子で優秀なのに両班でないことに
コンプレックスをずっと抱いている
イヒョン(ユン・シユン)

打倒両班!打倒日本!
のメインストーリーの中に
二人の兄弟間の信義の変遷と交錯が
織り込まれています。

結構ガッツリめの史劇なので
「100日の郎君」や「花郎」などの
キラキライケメンはゼロ🙅🏻‍♀️
恋愛もちょっとだけ。

ヒロインのハン・イェリ
この方、時代劇向きのお顔立ちなんですが
どうにも私の美人女優枠には入らなくて汗
*あくまでも個人的見解です

推しとの恋愛シーンにも
感情移入できずえー



前半は東学の乱。
後半は朝鮮に侵入してきた日本との
争いが主軸に。

ここでの日本軍の描き方が
真実なのか歪曲なのかは
分からないのでそこは考えないようにしました。

そしていつものように出てくる
下手な日本語を話す日本人問題。
日本人のはずなのに
日本語より韓国語が
ペラペラってどうよ真顔


・身分格差の無い平等な世の中を
実現するため
・愛する者のため
・自分たちの国を守るため
立ち上がる義兵たち。
その義兵たちの心の拠り所
反乱軍指揮官 チョン・ボンジュン
チェ・ムソンの泥臭く愚直な
指揮官役が見事でした。


韓国ドラマにおいて
巨大な権力に向かっていく描き方は
いつも胸が熱くなります。
韓国近代史にも目を向けてみようかな
と思わせる内容でした。


「日本はなんて卑怯なんだ!」
的なセリフも多いので
おそらくNHKの韓国ドラマ枠では
放送しないだろうな~真顔



最後に


緑豆の花のDVDのジャケット写真
主演のチョ・ジョンソクの方が
扱いが小さいってどゆこと!?真顔



*画像お借りしました